こんにちは。
ATコース教員の横井です。
今日はちょっと真面目な話。自分でもちゃんとしないとな。と、よく考える一つのテーマです。

学生と話をしていると、「将来はプロチームで働きたい」「信頼されるトレーナーになりたい」「レベルの高い環境で仕事がしたい」といった声をよく聞きます。
もちろん、それは素晴らしい目標です。
しかし、その一方で考えてほしいことがあります。
それは、
「自分は、そんな環境から選ばれる人間になれているだろうか?」
ということです。
人は、自分と似た価値観や行動基準を持つ人と集まりやすいと言われます。
約束の時間を守る人の周りには、時間を守る人が集まります。
連絡を丁寧に返す人の周りには、丁寧なコミュニケーションをする人が集まります。
反対に、自分自身がルーズであれば、周囲もルーズになります。
返信を後回しにする。
提出期限を守らない。
頼まれたことを忘れる。
そんなことが続けば、周囲も自然とその人を「その程度で大丈夫な人」と認識します。
すると、相手からの連絡も雑になります。
大事な仕事を任されなくなります。
気づけば、自分が望んでいたような人たちとは一緒に仕事ができなくなってしまいます。
トレーナーの仕事は特にそうです。
選手の身体を預かり、監督やコーチと連携し、多くのスタッフと協力しながら仕事を進めます。
専門知識や技術はもちろん必要ですが、それ以前に
「この人なら安心して任せられる」
と思ってもらえるかどうかが非常に重要です。
私は大学ラグビーの現場でも、専門学校の教育現場でも、多くの人と関わります。
その中で感じるのは、信頼されている人ほど特別なことをしているわけではないということです。
挨拶をする。
約束を守る。
返事をする。
感謝を伝える。
報告・連絡・相談を怠らない。
当たり前のことを、当たり前に続けているだけです。
しかし、その当たり前を続けることが実は難しい。
だからこそ、その積み重ねが信頼につながります。
そして信頼は、自分が将来どんな人と仕事をできるかを決めていきます。
「もしドラ」で有名な、経営学者のピーター・ドラッカーは、
「コミュニケーションで最も大切なことは、言葉になっていないものを聞くことである」
と述べています。
コミュニケーション能力とは、ただ話が上手なことではありません。
相手を尊重し、誠実に向き合い、信頼を積み重ねる力です。
将来、どんな相手と仕事をしたいでしょうか。
その答えは、今の自分の立ち振る舞いの先にあります。
まずは、自分自身が「一緒に仕事をしたい」と思われる人を目指していきたいものです。
横井







