医療+アスレティックトレーナー
医療+アスレティックトレーナー
ダブル・ラーニング制度
医療系国家免許を取得し、
即戦力として活躍できる
トレーナーをめざす。

 結果が求められるスポーツの世界では、激しいトレーニングや試合で身体を酷使した結果、スポーツ傷害で苦しむ選手が少なくありません。彼らを治療する場合に必要とされるのが、施術行為が認められる医療系の国家免許です。

 実際にスポーツ界では、多くの国内トップチームで、日本スポーツ協会公認のアスレティックトレーナーの資格に加え、医療系国家免許を保有していることがトレーナーの採用条件になりつつあります。

 このカリキュラムは、医療系学科在籍中にアスレティックトレーナー資格が取得できるよう構成されているため、トレーナーと医療の両面からアスリートを支える即戦力として世に出ることが可能です。

 医療系学科とアスレティックトレーナーコースを別々に卒業すると、通常は5~6年必要ですが、2年早く、両方の資格を取得することができます。

 時間短縮の秘密は、効率的な時間割編成にあります。生理学や解剖学など、医療に関わる授業はアスレティックトレーナーの履修範囲と共通する部分があるため、同時に学ぶことで時間も学費も、大幅に負担が軽減されます。


Key Points学びのポイント

1「2年早く」卒業できる。

医療系学科(3~4年制)とアスレティックトレーナーコース(2年制)の合計5~6年間のカリキュラムを、最短3年間で修了できます。また本校は、理学療法士の国家免許と日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー資格を両方取得できる関西で唯一の学校です(大学を含む)。

2もれなく適用される
「学費174万円」減免。

「医療+アスレティックトレーナー」の履修者には、大幅な減免を適用。アスレティックトレーナーコース2年分の授業料、施設設備費、入学金、実習活動費などをあわせたうち、合計約174万円が減免されます。
納付金シミュレーション

3「医療+アスレティックトレーナー」両資格を保有している教員が多数在籍。

本校には、医療国家免許と日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー資格の両方を保有する教員が多数在籍しています。両分野を熟知している指導者の知識とノウハウを直接学びながら、資格のダブル取得をめざせる貴重な環境が整っています。
※掲載している教員は一部です。


カリキュラムの仕組み

医療

  • 理学療法学科(4年制)
  • 柔道整復学科(3年制)
  • 鍼灸学科(3年制)

トレーナー

  • アスレティックトレーナー

医療系学科(理学療法学科、柔道整復学科、鍼灸学科)のいずれかに入学し、国家免許取得のための勉強と並行して、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー資格の取得もめざします。医療系学科在籍中にアスレティックトレーナー資格の勉強ができるので、3年~4年でのダブル資格取得が可能です。


履修のイメージ

「鍼灸学科」or「柔道整復学科」の場合

1年目
2年目
3年目
鍼灸・柔整1年次
鍼灸・柔整2年次
鍼灸・柔整3年次
ATコース選択科目
ATコース選択科目
 

「理学療法学科」の場合

1年目
2年目
3年目
4年目
理学1年次
理学2年次
理学3年次
理学4年次
ATコース選択科目
ATコース選択科目
 
 

※ 医療学科の2年次までに、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの受験資格に必要な座学と実技実習を履修します。
※ 日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーは、医療学科の卒業年次(3年もしくは4年次)に受験します。


VOICE

選べる3つのプラン。
あなたはどの「スペシャリスト」になりますか?

理学療法士アスレティックトレーナー早期復帰のスペシャリスト
荒尾 颯人 さん理学療法学科
徳島県立城南高校 出身
競技に本気で打ち込む人を支えたい。

理学療法士とアスレティックトレーナー、両方の資格が取れることと、理学療法学科は「高度専門士」が付与され大学院進学も視野に入れられるので履正社にしました。夜間部在籍ですが、すでにトレーナーとして活動している同級生もいて刺激を受けています。将来は本気でスポーツに打ち込む人を支えたいです。

SPECIAL POINT

選手がスポーツ障害によって手術を受けた場合に、術後の早い段階から競技復帰までのリハビリテーションをおこないます。選手が安心してリハビリに取り組み、速やかに競技復帰できるよう、責任をもって指導します。

柔道整復師アスレティックトレーナー現場対応のスペシャリスト
志水 一暉 さん柔道整復学科
須磨翔風高校 出身
コンディショニング施設を立ち上げたい。

子どもからお年寄り、アスリートまで、プロアマ年齢問わずひとりひとりに合った体づくりを提供できるコンディショニングの総合施設を立ち上げるのが夢です。夢を叶えるため、医療とトレーナーを同時に学べる柔整 AT を選択。先生方に気軽に相談できるし、医療とスポーツ、両方の人脈を広げられることも強みです。

SPECIAL POINT

試合や練習中に選手が負傷(骨折・脱臼・捻挫など)した場合に、早期の段階でケガの処置を行うことが可能です。悪化を防ぐことがケガの早期回復につながり、後遺症のリスクを軽減させ、貴重な選手生命を守ります。

鍼灸師アスレティックトレーナーコンディショニングのスペシャリスト
山田 ほのか さん鍼灸学科
兵庫県立伊丹高校 出身
オリンピック選手に帯同したい。

スポーツトレーナーを目指して入学しました。鍼灸師の資格があると選手のコンディショニングに役立ち、女性も長く勤められると聞き、魅力を感じています。勉強の両立は大変ですが、現場実習では双方で学んだ知識を活かせるし、理解がより深まります。いつかオリンピック選手のトレーナーになることが目標です。

SPECIAL POINT

筋肉の緊張を緩め、疲労を取り除くことでケガを予防します。また、痛みのコントロールだけでなく、精神的ストレスを軽くする、内科疾患などによる症状を和らげるなど、幅広く選手をケアすることが可能。選手をベストコンディションに導きます。