競技&アスレティックトレーナー
競技&アスレティックトレーナー
ダブル・ラーニング制度
特定の競技に強い、
より専門的な
アスレティックトレーナーをめざす。

 このカリキュラムは、競技とアスレティックトレーナー双方の知識・スキルを深く学ぶことによって、特定の競技に強い、より専門的なアスレティックトレーナーになることを目的としている方におすすめしています。

 アスレティックトレーナーは、選手の健康管理やケガの予防、解剖学や栄養学などの標準知識に加えて、「その競技に特化した」知識・スキルを持っていることが本人のみならずチームにとっても大きなアドバンテージとなるケースもあります。

 履正社のアスレティックトレーナーコースの強みは「現場実習」にあります。

 日本スポーツ協会公認のアスレティックトレーナー資格試験を受験するには、座学の他に、指導者のもとで180時間以上の実習経験が必要になりますが、本校では、系列の履正社高校やスポーツ学科競技系コースの学生が練習するフィールドが、そのまま実習先に。現場実習を「自分の学校」でおこなえるのです。

 3年間という限られた時間の中で、効率よく競技とアスレティックトレーナーの学びを両立させる。そのための恵まれた環境が整っています。


Key Points学びのポイント

1「1年早く」卒業できる。

競技系コース(2年制) とアスレティックトレーナーコース(2年制) の合計4年間のカリキュラムを、あわせて3年間で修了できます。スポーツ学科で競技力を高めながら、チームに貢献できるトレーナーになることを目指します。

2もれなく適用される「学費108万円」減免。

「競技&アスレティックトレーナー」の履修者には、全員に大幅な減免を適用。
競技系コースの1年分の授業料と施設設備費をあわせた98万円に加え、アスレティックトレーナーコース入学金10万円を免除します。 納付金シミュレーション

3プロチームとの包括的なパートナーシップ

アスレティックトレーナーコースでは、カリキュラム修了後に、プロスポーツチームのトレーナースタッフとして働く制度があります。最大1年間プロの現場での経験を積むことができ、より実践的な知識とスキルが身につくため、将来の進路が大きく広がるでしょう。


カリキュラムの仕組み

競技

  • バスケットボールコース
  • サッカーコース
  • 野球コース
  • ソフトテニスコース

トレーナー

  • アスレティックトレーナー

1年目はスポーツ学科の競技系コース(バスケットボール、野球、サッカー、ソフトテニス)に入学し、理論と実技の両面からスポーツを学びます。2年目は、競技スポーツの授業とアスレティックトレーナーの授業を並行して履修する"二階建て"の時間割。そして3年目はアスレティックトレーナーの学習一本で、資格取得をめざします。


履修のイメージ

1年目は競技スポーツの授業のみ、2年目からアスレティックトレーナーの授業を開始

  • 履正社国際医療スポーツ専門学校
  • 履正社スポーツ専門学校 北大阪校

「バスケットボール」を
選択した場合

1年目
2年目
3年目
競技スポーツ本科生
競技スポーツ実技
競技スポーツ希望者のみ選択
所属コース変更
ATコース本科生
ATコース本科生

「野球」or「ソフトテニス」or「サッカー」を
選択した場合

1年目
2年目
3年目
競技スポーツ本科生
競技スポーツ本科生
競技スポーツ希望者のみ選択
ダブルスクール
の開始
ATコース本科生
ATコース本科生

※ ATとは、アスレティックトレーナーの略。
※ 選択した競技コースにより2年目以降の学籍扱いが異なります。詳細はお問い合わせください。


VOICE
先生に聞きました!

競技とアスレティックトレーナーの両立って、何が魅力ですか?

サッカーコース元GM兼 履正社FC監督

高祖 和弘 先生
元ガンバ大阪選手・コーチ / 元サガン鳥栖監督
清水エスパルス強化部・ユースチームコーチ
日本サッカー協会公認S級コーチ

「競技&アスレティックトレーナー」の学生はアスリートなので、体力・技術・戦術・メンタル面を自分の「経験」として理解することができます。だから間違いなく、トレーナーになった時に選手にアドバイスをする言葉や接し方が違ってきますよね。
 逆に、座学で学ぶこと――たとえば、肉体的な知識や、体力強化の方法、ケガの予防、ケガをした人の復帰までのプログラムなど――を、本校や履正社高校のグラウンドで1年を通して実習し、アスレティックトレーナーの仕事を「体感」することで、より豊富に、より深く、より実践的な経験を積むことができます。
 通常、アスレティックトレーナーの資格取得をめざす学生はフィジカル、メディカル面を中心に学びます。しかしチームが勝つためには、他にも様々な部分を伸ばさなければいけません。技術、戦術、メンタルといった要素がそうでしょう。本校の「競技&アスレティックトレーナー」は、それぞれの競技特性を考えた判断ができるようなアスレティックトレーナーを生み出すことを目標にしています。テクニカルな頭でっかちでもなく、メディカルの頭でっかちでもない、チームの勝利に貢献し、様々な選手たちに寄り添えるトレーナーになることを期待し、指導しています。

バスケットボールコース GM

淺村 典正 先生
元大阪ディノニクス選手/元立命館大学バスケットボール部ヘッドコーチ
日本バスケットボール協会公認B級コーチ

 アスレティックトレーナーの資格取得を目指す学生の受け入れをバスケットボールコースが始めたのは、2017年からです。もちろん、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー資格を取得すること自体が厳しい道のりですし、それに加えて、競技について深く学ぶということは、スケジュールがとてもタイトになるということです。
 しかし、「競技力を高めながら、アスレティックトレーナーの資格もとりたい」という意欲のある学生にとっては、このカリキュラムはより高いレベルに到達するための大きなチャンスでもあります。
 高い意識を持って本気で「文武両道」をつらぬくことで、プレイヤーがどの場面で何を求めているかが「競技者レベル」で分かります。バスケットボールコースは全国大会優勝を目指し、みんなが本気で練習しています(2017年、全国専門学校大会5連覇を達成し、2019年にも全国優勝)。高いレベルでスキルを磨き、プレイヤーとしても成長することができる、他にはない環境で学ぶことは、将来トレーナーとして活動する時に大きなアドバンテージとなるでしょう。