
バスケが好きで好きでたまらない。それは、あなたの才能の一つです。履正社なら、校内の専用体育館で一年中、バスケの腕を磨くことができます。
2022年は全国専門学校大会で男女アベック優勝を果たしました。近年は地域リーグで活躍する卒業生も多く輩出しており、競技力は大学生とも互角以上に戦えるレベルにあります。
卒業後はプロや地域リーグに進むもよし、大学編入するもよし、資格を取るもよし、バスケ人として社会で活躍するための様々なノウハウを本校は用意しています。
さらに本コースは文部科学大臣認定の「職業実戦専門課程」。実習先も充実しています。Bリーグの大阪エヴェッサ、西宮ストークス、滋賀レイクスとのパートナーシップにより、リーグ戦の舞台裏を支え、プロのレベルを体感する経験を積むほか、アメリカでの海外研修ではNBAや全米大学バスケットボールの最前線を見学できます。
また、競技を続けながら、並行して指導者・審判員の資格や日本スポーツ協会公認のアスレティックトレーナー資格、医療系の国家免許(理学療法士、柔道整復師、鍼灸師)を取れることや、英語の語学力、保育士資格・幼稚園教諭などの教員免許、大卒資格の取得も目指すことができるのも本校の大きな強みです。
その他、指導者や審判の資格、大学編入などに向けた少人数制の対策授業も行っており、学生それぞれの志望や適性に応じたキャリアデザインを、経験ある教員が的確にサポートしています。

学校内の専用体育館で、
毎日バスケができる。
大阪梅田から1駅3分のキャンパスには、冷暖房完備で、1年中使用可能な専用体育館があります。校内にはトレーニングルームも併設するほか、特注のシューティングマシンにより、自主練習の時間も充実。学生は週に5~6日、バスケットボールを実技として学びながら、プレーヤー、コーチ、トレーナー、スポーツビジネスの4分野を目指します。

日本代表も輩出する
魅力あるチーム作り。
男女ともに全国制覇の競技力をもつ本コースの教員は、元立命館大学監督で、国体でもヘッドコーチを務めた淺村典正GM、大学時代に日本一経験のある西田智佳先生、大阪経済大学でアシスタントコーチを務めた三枝一輝先生。3名体制で学生一人ひとりのスキルを伸ばす指導を行い、勝つチーム作りを実践しています。

Bリーグ、アメリカ……。
「最前線」での現場実習。
Bリーグの大阪エヴェッサ、西宮ストークス、滋賀レイクスターズで「ホームゲーム実習」を行います。スタッフとして試合の運営を支える中で、Bリーグの舞台裏を現場で学びます。また、Bリーグ指導者、選手が開く練習会に参加したり、本場アメリカでNBAやNCAAの試合を観戦し、大会運営スタッフや大学関係者らと交流したりすることを通じて、最新のバスケットボールを肌で学びます。

「ダブル・ラーニング」の
費用対効果に注目。
競技を高いレベルで続けながら医療国家免許も取得する「メディカルアスリート専攻」、競技と日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー資格取得を両立する「競技&AT」、競技と英語を同時に学ぶ「国際スポーツ専攻」なら、別々に履修する場合より短い年数で両方のカリキュラムを修了でき、学納金の大幅な減免も受けられます。保育士資格、幼稚園/小学校教諭など各種教員免許と大卒資格の取得が目指せる「大学教育学専攻」とあわせて、将来の進路に応じて自由に選択が可能です。 ダブル・ラーニング制度▶


バスケットボールで培った知識やスキルを武器に夢に向かってチャレンジ!
- Bリーグ選手
- 社会人リーグ(地域リーグ)選手
- Bリーグチームスタッフ
- バスケットボールスクールコーチ
- 審判員
- バスケットボールショップ就職
- スポーツフィットネスジム就職
- 医療事務職員
- 一般企業就職
- 大学編入学
- 海外留学 など
以下、ダブル・ラーニング選択者のみ
- 病院・クリニック就職
- 接骨院、鍼灸院などへの開業・就職
- 日本バスケットボール協会公認コーチ
- 日本バスケットボール協会公認審判員
- 日本バスケットボール協会公認キッズインストラクター
- NSCA認定パーソナルトレーナー
- 日本スポーツ協会公認ジュニアスポーツ指導員
- ビジネス実務マナー検定2級・3級
- サービス接遇検定2級・3級
- スポーツ栄養アドバイザー など
※以下、ダブル・ラーニング選択者のみ
- 日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
- 理学療法士(国家免許)
- 柔道整復師(国家免許)
- はり師・きゅう師(国家免許)
- TOEIC800(目標スコア)
※以下、「大学教育学専攻」選択者のみ
- 学士(大卒認定の学位)
- 保育士資格(1種)
- 幼稚園教諭(1種)
- 小学校教諭(1種)
- 中学校教諭(1種)
- 高等学校教諭(1種)
目標のため、段階的な学びを通じて確実なスキルアップを図ります。
共通科目・専門科目・実技科目
まずは基礎を学ぶことから始めます。合宿や実習、各種大会の試合を通して、理解度を高めるとともに、実践的なスキルも身につけ2年次からの学びにそなえます。
春
- オリエンテーション
- 春季トーナメント大会
夏
- 夏合宿
- 専門学校全国大会
秋
- 秋季リーグ戦
冬
- 強化合宿
- 海外遠征
専門科目・実技科目・ゼミ・大学編入対策授業
また、希望の進路を見据えた大学編入や資格取得へ向けたサポートプログラムを履修していきます。
春
- 春季トーナメント大会
夏
- 夏合宿
- 専門学校全国大会
秋
- 秋季リーグ戦
冬
- 海外遠征
スポーツ医学Ⅰ・Ⅱ/スポーツ生理学Ⅰ・Ⅱ/解剖学Ⅰ・Ⅱ/スポーツ指導論Ⅰ・Ⅱ/トレーニング論/アスレティックリハビリテーション/スポーツマッサージ/テーピング/バスケットボール実技(練習)/ルール・レフリングⅠ・Ⅱ/トレーニング実技Ⅰ・Ⅱ/コンディショニングⅠ・Ⅱ/バスケットボール概論Ⅰ・Ⅱ/バスケットボールの戦術Ⅰ・Ⅱ/ビデオ解析Ⅰ・Ⅱ/トップチーム現場実習/トップチャレンジリーグ公式戦運営実習/バスケットボールイベント運営実習/海外研修/ゼミ活動/サービス接遇マナー/ビジネス実務マナー/NSCA-CPT試験対策
※ その他、夏季実習、冬季実習、指導実習(年間・短期)、救急処置法、介護職員初任者研修課程修了(集中)などがあります。
実習の現場から
Bリーグを舞台に、プロの最前線で学ぶ。
本コースでは主に3つの実習があります。まず審判実習では、日本バスケットボール協会公認審判員の資格取得に向け、第一線で審判員として活躍する講師陣から指導を受け、実際の公式戦でも審判を経験します。試合後にはビデオで判定分析を行い、技術の正確性を磨きます。2019年度は本校からB級レフェリーが2名、誕生しました。Bリーグで笛を吹く日も近いでしょう。
次に指導者実習では、「指導者ゼミ」で1年間かけて組み上げたコーチングプログラムを用い、母校に帰って指導をします。指導者を目指す学生にとって貴重な学びの場となっています。
最後に運営実習では、Bリーグの公式戦の運営に携わります。会場の設営から観客への対応、試合後の撤収作業までを体験し、プロチームの最前線の舞台裏を学ぶことができる実習です。



バスケットボール先進国アメリカを体験する「海外研修」。 海外研修では、バスケットボールの本場アメリカを訪問して、プレイヤーはもちろん大会運営スタッフや大学関係者など多彩な人々と交流。NBAやNCAAなどの試合観戦以外に、プロや大学の試合運営の裏側や、スチューデントアスリートと言われる大学生の生活などを実体験してバスケットボール先進国を肌で感じ、今後に活かしていきます。


国内トップチームに帯同し練習や舞台裏を体験する現場実習 国内トップチームの練習現場や公式戦を実体験する「現場実習」を開講しています。この実習では実際にチームに帯同しながら練習や試合の様子を間近に見学。普段では経験できない練習や公式戦の舞台裏を体験するとともに、選手やコーチから現場での心構えをじかに吸収。アスリートのマインドや大会運営のノウハウを学んでいきます。


強豪大学が集結している九州で合宿 バスケットボールの技術を磨くには、より強い相手と試合をおこなうことが有効です。そういった点で、本校も毎年3月に全国各地の大学が九州エリアに集結しておこなわれる強化リーグに参加しています。全国の強豪大学と試合をおこなうことで、練習では得られない経験を積み重ね、技術力向上をめざします。それに加え、リーグ期間中の合宿生活を通して、チーム間のコミュニケーション力向上も図ります。


中高生を対象としたコーチ実習でコーチングを実践。 本コースでは、年数回にわたりコーチ実習を中学校に出向いて実施しています。授業の中で学んだコーチングの施術を使いながら、実際に中学生相手に指導します。まずは子どもたちのチームの力量や問題点の分析から始まり、チームに適した練習内容を計画、立案。指導者としてあるべきチームのイメージを的確に伝え、生身の子どもたち相手にコーチングを経験します。


中・高・大・社会人の試合で審判として試合に参加する。 本コースでは中学や高校、大学や社会人のバスケットボールの試合に学生を審判として派遣して、審判実習を行っています。審判実習の機会は年間を通して実体験できます。「身内」ではない他校に出向いての審判体験は、自分のジャッジに大きな責任を伴う経験。ほかでは得難い貴重な体験を通じて、さまざまなことを学べます。

浅村 典正 先生
バスケットボールを通じて社会に出るための準備を履正社でしましょう!スポーツに関わる資格を取るもよし!そのほか自分の将来に合わせた資格を取るもよし!自分のやりたい所に就職するもよし!大学編入するもよし!プロをめざすもよし!バスケットボールをまだまだやりたい、もっと教えてほしい、上手くなりたいという人集まろう!基礎から応用まで全て教えます。
- 東住吉工業高等学校~立命館大学 出身
- 元大阪ディノニクスプレーヤー
- 元立命館大学ヘッドコーチ
- 公益財団法人 日本バスケットボール協会公認B級コーチライセンス

西田 智佳 先生
- 大阪体育大学 出身
- 元鹿屋体育大学アシスタントコーチ

三枝 一輝 先生
- 尽誠学園高等学校~大阪経済大学出身
- 元大阪経済大学アシスタントコーチ
- 公益財団法人 日本バスケットボール協会公認C級コーチライセンス
- 高等学校教諭一種免許状 地理歴史・公民・商業

小山 幹生 先生
- 日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT)
- はり師・きゅう師

川内 滉大 さん
1998年、大阪府生まれ。中学時代はバスケットボール大阪府選抜の主将を務める。大阪桐蔭高を経て、本校在学中の16年、3×3日本代表に選出。卒業後は焼津GRユナイテッド(3人制)、静岡ジムラッツ(5人制)で活躍中
- バスケットボールコース 2018年卒業
- 焼津GRユナイテッド/静岡ジムラッツ所属
- 元3×3日本代表
バスケが好きっていう
気持ちが一番大事。
- 現在はどんな活動をしていますか?
- 「静岡の焼津GRユナイテッドという3人制のチームで夏のシーズンを戦って、冬になるとアメリカの独立リーグに参戦している静岡ジムラッツの一員として、アメリカで5人制の試合をして回っています」
- アメリカを回っているんですか。
- 「アメリカを一ヶ月間かけて車で横断して、各地で試合をして回ります。武者修行のような感じですね。プレー面でも、英語での日常生活の面でも、本当に鍛えられます」
- プロになってみて感じたことは?
- 「自分から話したり、伝えたり、表現したりすることの重要性です。その自分の言動に対して、周りの色々な人が応援してくれる。励みになりますし、責任も感じます」
- 今の目標は何ですか?
- 「少しでも高いレベルでの経験値を積むために、海外リーグでのプレーを考えています。できればBリーグのチームにも加入して、その経験を活かして将来はバスケットの指導者になろうと思っています」
その気持ちを
行動に移してほしい。
- 履正社に進学した理由は何ですか?
- 「元々、指導者か、治療のできるトレーナーになろうと思っていました。履正社はバスケットを高いレベルで続けながらトレーナーの資格や医療国家免許も取れるし、コーチングの勉強もできる。将来もバスケットの世界で生きていきたい自分にピッタリだと思いました」
- 履正社ではどんなことを学びましたか。
- 「選手として活動している中で、トレーナーさんにも『本当に色々知ってるね』と言われるんですが、自分は関節や骨や筋肉などの身体のこと、マッサージやテーピング、治療のことなどの知識があります。それは専門学校の授業で学んだから。全部、将来に活きてくると思います」
- 将来もバスケットに関わっていきたいと考えている高校生にメッセージを。
- 「バスケが好きっていう気持ちが一番大事なので、その気持ちを行動に移して欲しいです。何でも一歩目を踏み出すのが一番勇気がいるけど、考えているだけじゃ意味ないので。大学で4年間、一般の勉強をして単位を取って、就活の時に初めて『俺、どんな仕事するんだろう』って考えるのか、今行動に移すのか。将来目指すところがある子は、履正社に来れば色んな選択肢が広がるということを知ってほしいです」

中本 朱璃 さん
1996年、大阪府生まれ。大阪府立布施高校出身。履正社国際医療スポーツ専門学校のバスケットボールコースを卒業後、大阪エヴェッサのスクールコーチに就職。現在は、大阪府内のスポーツ施設5カ所で、初心者から経験者までの小学生総勢120名の指導を担当している
- バスケットボールコース 2016年卒業
- 大阪エヴェッサアカデミースクールコーチ
知識と経験の
蓄積の先に。
- 今のお仕事の内容を教えてください。
- 「初心者から経験者までの小学生たちにバスケの指導をしています。心がけているのは、子供たちが楽しめるような指導です。その他、年に2回あるスクール全体の合宿運営や、スクール生を対象にした大阪エヴェッサ観戦ツアー、バスケの普及を目的とした小学校訪問なども行っています」
- 学生生活を振り返って、いかがですか。
- 「授業やゼミで学んだことが活かされているなと感じています。子どもたちがケガをした時もさっとテーピングを巻けますし、ジャンプ力を高めてあげたいと思えば、それに応じたトレーニングをすることができます。ゼミでは、設定されたテーマと時間の中でメニューを組む練習をしました」
- なぜ履正社を選ばれたのですか?
- 「バスケに関する専門的な知識を学べたのと、体の仕組みや栄養学など、競技以外の知識が得られたからです。Bリーグのクラブと提携していたことにも惹かれました。運営実習では試合の設営や片付け、スカウティング用のビデオ撮影も経験しました」
スクールで唯一の
専属女性コーチ。
- 指導内容はどのように考えていますか。
- 「NBA選手の練習メニューの動画を見て、ヒントを得ることもあります。単調な練習と、集中力のいる練習を組み合わせたり。あと大阪エヴェッサでは、月に一度、全コーチが集まる講習会もあります」
- スクールでは唯一の専属女性コーチだそうですね。
- 「男性コーチはパフォーマンスで見せて指導することが多いですが、女性コーチだとそうはいかない時も。そんな時は子どもたちに伝わりやすい言葉を織り交ぜて説明しています。また、バスケの技術を教えるだけでなく、人間性の指導も大切です。挨拶や整理整頓、周りをみて行動することを教えています」
- 指導者をめざす方へアドバイスを。
- 「知識や経験をちゃんと蓄積していくことです。私は学生時代から、先生の指導内容やメニューで面白いと思ったものはノートに残していました」
- バスケットボールという競技を通して伝えたいことは?
- 「まずは何事も楽しんでほしいと思っています。あとはチャレンジすること。難しい練習メニューを示すと、無理と言う子もいますが、投げ出さず頑張る力を身に付ければ、今後の人生でも活きると思いますから」

田中 良拓 さん大阪府立東住吉総合高等学校 出身
TKbjリーグ 東京サンレーヴス 所属
履正社では、バスケットボールを通じて、何事も最後まで諦めない気持ち、そしてバスケットボールは技術だけではなく、チームワークが最も大切だと学ぶことができました。ご指導いただいた先生方、2年間を一緒に過ごした仲間たちには、とても感謝しています。トライアウトや、練習生などプロ選手になるまで道のりは険しいものでしたが、履正社で学んだことが活かされました。

井上 岳 さん履正社高等学校 出身
鹿屋体育大学 編入
バスケットボールの経験は中学校だけしかなかったため、さまざまな不安や期待を抱えて入学しました。在学中は仲間に助けられ、苦しい時でも乗り越えることができました。そして大学編入試験に向けて、対策授業や授業以外での自主勉強など全国大会の練習と並行して頑張りました。合格できたのは、何事にも前向きに、そして積極的に取り組み、文武両道を実現できたからだと思います。

目 佳緒理 さん大阪府立豊島高等学校 出身
株式会社ドクターストレッチ 勤務
大好きなバスケットボールに毎日取り組むだけではなく、社会で役立つスポーツ人になるための学びが履正社にはあります。私は、パーソナルトレーナーに必要な知識や技術が身につくNSCACPTの資格取得に向け、勉強にも励みました。先生方のサポートのおかげもあり、無事に合格できました。その知識を活かし、一人のトレーナーとして社会に役立てるよう頑張りたいと思います。
万全の態勢で個々の学生の希望に添った進路指導をおこない、社会貢献できる有用な人材を輩出しています。

男子バスケットボールチーム
2008年創設の男子チームは、専門学校関西大会で10年連続優勝。2017年、全国大会で5連覇を達成しました。2022年には、全国大会優勝を達成しました。
元立命館大学監督で、国体でもヘッドコーチを務めた淺村典正GMと、大阪経済大学でアシスタントコーチを務めた三枝一輝先生が、学生一人ひとりのスキルを伸ばす指導を行います。また、コートの上だけでなく、社会で通用するバスケットボール人を育成します。
強さの秘訣は経験豊富なスタッフや、冷暖房完備の専用体育館といった環境面だけではありません。バスケットボールは攻守の入れ替わりが激しく、パスワークが重要な競技。日頃の実技で「考動力」と「コミュニケーション力」を身につけておくことが、必須の条件になるのです。「考動力」とは自分で先を考えて動く力、「コミュニケーション力」とは仲間と多くの考えやセンス、気持ちを共有する力です。つまり私たちの強さの秘密は、こうしたバスケットボールに対する熱い情熱にあるのです。

女子バスケットボールチーム
女子チームは、大阪体育大学を卒業し、鹿屋体育大学でアシスタントコーチとして活躍した西田智佳先生が、魅力あるチームを作っています。
2021年から2年連続全国大会優勝を果たしました。
ただ本コースは決して試合結果だけ、技術や身体能力の向上だけを追求するコースではありません。本コースがバスケットボールを通じて学んでほしいもの、それはバスケットのゲームで一番大切な要素となる、メンバー相互の信頼関係なのです。
男子2年生
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稲垣 誠悟滋賀県立彦根翔西館高等学校
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井元 翔大阪桐蔭高等学校
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上原 隆貴沖縄県立南風原高等学校
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北村 暁士大橋学園高等学校
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佐々木 理喜天理高等学校
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瀬戸 将宗京都府立加悦谷高等学校
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谷本 永遠輝広島県立宮島工業高等学校
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谷脇 綾太大阪府立摂津高等学校
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津波 高瑠つくば開成国際高等学校
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伯川 秀熙神港学園高等学校
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服部 心音向陽台高等学校
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藤原 託生東洋大学附属姫路高等学校
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細見 涼太大阪府立摂津高等学校
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三添 力丸滋賀県立八幡工業高等学校
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簑谷 陸斗あべの翔学高等学校
-
矢野 真汰あべの翔学高等学校
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吉仲 陽平奈良県立磯城野高等学校
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鈴木 翔悟金光藤蔭高等学校
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藤井 友也羽衣学園高等学校
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舟木 佑輔大阪府立堺上高等学校
-
宮口 青空羽衣学園高等学校
-
目取真 乙矢沖縄県立北中城高等学校
-
前川 由磨京都府立乙訓高等学校
-
谷川 大遥和歌山県立神島高等学校
-
長尾 歩夢大阪府立摂津高等学校
男子1年生
-
明田 匠叶京都成章高等学校
-
井上 遼大阪府立福井高等学校
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今井 大智清明学院高等学校
-
奥田 晟士大阪府立八尾翠翔高等学校
-
苧坂 崚太香川県藤井高等学校
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垣内田 空清明学院高等学校
-
勝部 翔大京都翔英高等学校
-
金原 優眞愛媛県立八幡浜工業高等学校
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北野 歩太成学院大学高等学校
-
北見 在恩京都外大西高等学校
-
日下部 奏音大阪府立佐野工科高等学校
-
黒木 陽向神戸第一高等学校
-
髙澤 太輝和歌山南陵高等学校
-
田中 天麻宮崎県立都城工業高等学校
-
辻井 優羽大阪府立渋谷高等学校
-
中川 将太朗清明学院高等学校
-
中谷 元兵庫県立東灘高等学校
-
中野 皓喬箕面学園高等学校
-
中村 俊斗明徳義塾高等学校
-
張田 大翔奈良県立大和広陵高等学校
-
福西 陽貴大阪府立福井高等学校
-
村上 天斗兵庫県立氷上高等学校
-
山﨑 晴彦星翔高等学校
-
若杉 颯真大阪府立渋谷高等学校
-
脇 琉維鳥取敬愛高等学校
女子2年生
-
樫原 楓尼崎市立尼崎高等学校
-
坂野 春陽大阪府立みどり清朋高等学校
-
相馬 里奈宣真高等学校
-
田原 真優奈良文化高等学校
-
周 紀香大阪朝鮮中高級学校
-
德永 実咲大阪体育大学浪商高等学校
-
富岡 一葉大阪府立みどり清朋高等学校
-
西川 美夢滋賀県立伊吹高等学校
-
山田 愛海大阪薫英女学院高等学校
女子1年生
-
安積 こまき京都橘高等学校
-
中野 花寧兵庫県立国際高等学校
-
小林 海友兵庫県立豊岡総合高等学校
-
曽我 咲帆高知中央高等学校
-
田川 水里樟蔭高等学校
-
橋本 詩音大阪府立長吉高等学校
-
増田 涼那奈良文化高等学校
-
マネージャー
-
土居 翔大阪府立港高等学校

履正社バスケ、
「日本一」の裏側。
昨年8月、愛知県名古屋市で行われた「全国専門学校バスケットボール選手権大会」でバスケットボールコースが 男女アベック優勝を果たした。これはチーム創設以来、初の快挙。高い競技力を持つ学生ばかりが集まっているわけではない本校が、全国を制覇できた理由はどこにあるのか。ある一日に密着した。
- 2月上旬、連日続いた厳しい寒さが、少し和らいだ朝、集合まで30分以上あるというのに続々と学生たちが体育館へ集まってきた。「キュッキュッ」とシューズの音を響かせ、シューティングや1対1に励む。9時になり軽いミーティングを済ませると、全体練習開始。ランニングやレイアップ、ドライブの練習などハーフコート、フルコートを使い分けながら、多彩なメニューが息つく間もなく進められる。10時を過ぎる頃には、5対5の実戦練習に移っていた。「ペイントを守るために何を意識するの?」「ボールを持った時のディフェンスの状況は?」など、気になることがあればプレーを止め、選手に声をかけるのはコーチの淺村典正だ。
練習後、1人の選手に話を聞いた。将来、地域リーグなどでプレーがしたいと練習に励む三添力丸さん。
「淺村先生は、ただ練習をさせるのではなく、自分たちで考えて取り組むことをすごく重要視されます。言われたことをこなすだけでは、いざという時の判断力や対応力が身につかないからです。プレーを振り返る際は、スカウティング(分析)の授業が活かされますね。シュート率やリバウンドを確認して、話し合いを重ねます。全国大会では、自分たちのバスケが結果に繋がったことがすごく嬉しかったです。また履正社は、大学や国体、地域リーグのチームと対戦する機会も多いです。レベルの高い相手とのゲームはとても勉強になります」
練習中の捻挫も、トレーナーが対応。
- そんな三添さんが、その日の練習中に足首を捻挫。コートサイドで学生トレーナーからアイシングを受けていた。本校には、アスレティックトレーナーの資格取得を目指す学生も多い。バスケなど競技スポーツや医療の国家免許、英語を含めて自由にカスタマイズして学べる点が特徴だ。この日は、理学療法とアスレティックトレーナーの勉強を両立させている学生トレーナーが4名、練習に帯同していた。
学生トレーナーの指導員を務める小山幹生が言う。
「今は実習が始まって間もないので、僕が指示を出すことも多いですが、出番は段々少なくなりますよ」
理想は、教員の出番がないことだそう。テーピングを巻いたり、ケガをした選手にリコンディショニングを行ったりと実習は昼過ぎまで続く。
実技練習後は、ウェイトトレーニングの時間。ホワイトボードに書かれたメニューを、学生たちが険しい表情で黙々とこなす。指導者は、外部講師の藤元大詩先生だ。淺村の要望に応じてプログラムを作成。今の時期は週3日、上半身、下半身、全身とパート別に取り組む。
「全国」は、人生で初めての目標だった。
- 女子チームの坂野春陽さんは、この1年で身体の変化を感じている一人。プレーでチームを牽引する存在の彼女だが、全国大会出場や、一位をめざすという目標を立てたのは、専門学校に入ってからが初めてだそう。
「ここまでバスケに集中できる環境は、人生で経験したことがないです。実技だけでなく、ルールを学ぶ授業もためになりますし、練習がきつい時も、トレーナールームでマッサージやケアを受けられるので嬉しいです」
トレーナールームを訪ねると、そこにいた鍼灸学科教員の高田麻佑子が説明してくれた。
「ここでは、鍼灸学科の学生が選手に対して鍼灸治療やストレッチなどを行います。主に慢性的な痛みや練習後の筋肉のハリをケアすることが多いです。箕面キャンパスにも設置されているので、野球コース、ソフトテニスコース、サッカーコースの学生も利用できますよ」
日本一の裏側には、ハイレベルな指導だけでなく、手厚いサポート環境があった。指導者、トレーナー、医療など様々な分野のプロと日常的に接する経験は、競技者としてだけでなく、将来スポーツに関わる職に就く上でも、大きなアドバンテージとなるはずだ。

バスケットボールコースでは、バスケットボールを様々な角度から研究し、スキル・体力向上を目指すとともに、スポーツ・健康・医療に関わる多様な分野の基礎知識を学び、理論と実践を通して社会に貢献できるグローバルな人材育成を目標とします。そのため、以下の資質・能力を身につけた者に卒業を認めます。
1.人と人との繋がりを大切にし、その輪を広げていける。
2.様々な角度からバスケットボールを捉え、競技力の高い・次のステップで通用する人材であること。
3.挨拶・礼儀・マナーを大切にし、積極的なコミュニケーションがとれる。
4.客観的な視野を持ち、主体性があり、人を巻き込み周囲を動かす力がある。
5.目標設定を明確にし、その目標に向かって行動できる人間力を身につける。
バスケットボールの技能及び指導法を学び実践することで、知識・理解を深めます。また、スキル・体力向上を目指すとともに、スポーツ・健康・医療に関する基礎知識を理解します。
1年次には、スポーツ・健康・医療に関する基礎知識を学び、幅広い教養を身につけます。また様々な授業でグループワークやプレゼンテーションの機会を増やし、コミュニケーション能力を養います。2年次には、1年次に学んだスポーツ・健康・医療の基礎知識を元に、各自の目標と進路について熟考させた上で、以下コースを選定し理解を深め実践力を養います。
-Player
バスケットボールの知識、競技力の向上、状況判断、得点力、個性(特徴)、かけひき・基礎体力
-Coach
バスケットボールの知識、コーチング、情報処理能力、映像分析、データ分析、ゲームプランニング
(教員免許)(大学編入)(コーチライセンス)
-Trainer
トレーニング指導者、アスレティックトレーナー、医療(理学療法、柔道整復、鍼灸)
-Sports business
スポーツマネジメント、情報処理、プレゼンテーション、語学力
バスケットボールコースが目標とする人材を育成するため、本校の教育内容に高い関心と理解があり、以下の素質を備えた入学者を受け入れます。
1.高等教育までの基礎学力を備えており向上心を持ち学ぶ者。
2.自らの将来をよく考え、主体的に学ぶ力やコミュニケーション力、実行力を持つ者。