
野球を仕事にしたいと考えるあなたにとって、履正社は最適な学校かもしれません。
本校は選手、指導者、マネージャー、アンパイア、記録員、グラウンドキーパーなど、野球関連のあらゆる進路に対応し、資格取得、キャリアデザインをバックアップします。アスリートとしても、元日本代表監督や、元プロ野球選手をはじめとする一流講師陣の指導を受けながら、男女共に社会人野球リーグに参戦して腕を磨きます。
男子は16年、17年にプロ野球選手(育成枠)を輩出し、女子は18年に侍ジャパン女子日本代表に3名が選ばれ、ワールドカップで活躍しました。
本校では競技を続けながら、並行して日本スポーツ協会公認のアスレティックトレーナー資格、医療系の国家免許(理学療法士、柔道整復師、鍼灸師)を取ることもできます。19年度からは、保育士資格、幼稚園や小学校などの教員免許、大卒資格(学士)の取得も目指せるようになりました。
また、本校は日本で唯一、国際公式記録員を育成する学校です。国際大会への派遣実績もあり、オリンピックでの活躍を視野に入れる学生もいます。20年度からは、英語の修得を本格的に両立する「国際スポーツ専攻」も新設されました。
さらに「大会運営実習」や、甲子園大会で阪神園芸株式会社様の指導のもと行うグラウンド整備など、体験実習が充実していることも特徴です。

履正社専用球場で、毎日野球ができる。
授業で使用するグラウンドは、両翼92mの専用球場。公式戦も開催される場所です。校舎内にはシャワールーム、トレーニングルーム、栄養とボリュームが自慢の食堂も備えられているため、移動時間のロスなく座学と実技に集中することができます。男子と女子は同じ施設と設備を使用するため、女子野球の練習環境としても日本有数のクオリティを誇っています。

社会人チームへの入団実績も多数。
本コースには、卒業後も野球で大成することを夢見て、社会人チームへの入団を果たす学生が少なくありません。プロ球団や、仕事と野球を両立する社会人チームに在籍し、野球の技術を磨き続ける人材を数多く輩出しています。

「ダブル・ラーニング」の費用対効果に注目。
競技を高いレベルで続けながら医療国家免許も取得する「メディカルアスリート専攻」、競技と日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー資格取得を両立する「競技&AT」、競技と英語を同時に学ぶ「国際スポーツ専攻」なら、別々に履修する場合より短い年数で両方のカリキュラムを修了でき、学納金の大幅な減免も受けられます。保育士資格、幼稚園/小学校教諭など各種教員免許と大卒資格の取得が目指せる「大学教育学専攻」とあわせて、自由に選択が可能です。
ダブル・ラーニング制度▶

日本で唯一の「国際公式記録員養成校」。
いま、オリンピックやプレミア12等をはじめとした、野球の国際試合でスコアブックをつけられる「国際公式記録員」の人材が国内で不足しています。国際式の記録法を学べる学校は、全国でも履正社の野球コースだけ。本校は年代別ワールドカップなど国際大会への派遣実績も多く、2020年には、野球の学びと英語の修得を両立させる「国際スポーツ専攻」も新設されました。グローバル化に対応できる人材育成が求められている野球界で働くための専攻です。


野球のある人生をおくるために履正社で進路を考えよう
- プロ野球選手
- 実業団野球選手
- プロ指導者
- アンパイア
- トレーナー
- 球団職員
- スポーツ関連企業スタッフ
- 公務員
- 一般企業就職
- 大学編入学
- 海外留学 など
以下、ダブル・ラーニング選択者のみ
- 病院・クリニック就職
- 接骨院、鍼灸院などへの開業・就職
- スポーツチームのメディカルスタッフ
- 整形外科・リハビリセンター就職
- 健康増進施設・福祉施設就職
- 全日本野球協会公認国際公式記録員
- 全日本野球協会公認審判員3級
- 秘書検定2級
- ビジネス実務マナー検定2級
- サービス接遇検定2級
- キネシオテーピング検定
- 日本ネイリスト技能検定 3級、2級
- JNAジェルネイル
- マルトメソドロジー ベーシックコース履修(スポーツに特化した爪ケア) など
※以下、ダブル・ラーニング選択者のみ
- 日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
- 理学療法士(国家免許)
- 柔道整復師(国家免許)
- はり師・きゅう師(国家免許)
- TOEIC800(目標スコア)
※以下、「大学教育学専攻」選択者のみ
- 学士(大卒認定の学位)
- 保育士資格(1種)
- 幼稚園教諭(1種)
- 小学校教諭(1種)
- 中学校教諭(1種)
- 高等学校教諭(1種)
目標のため、段階的な学びを通じて確実なスキルアップを図ります。
基礎を学びながら希望するレベルで実戦経験を
男子は「履正社スポーツ専門学校」と「履正社ベースボールクラブ」の2チームに、試合出場機会の確保の観点から、在校生のポジションや特性に応じてチーム力が均等になるように所属チームを振り分けます。女子は「履正社RECTOVENUS」に所属します。それぞれ、社会人チームとして活動し、多くの大会やOP戦に参加しながら実戦経験を積み重ねます。
一流のコーチ陣から指導を受け、履正社オリジナルの野球理論で野球を基礎から学び直します。自らの野球観を作り替え、新たな成長への基礎を築きます。
望む進路に応じてチームの変更が可能
応用を学びながら次の進路への準備を行う
1年次に習得した基礎的な知識、技術、さらに経験をもとに、教員との面談を重ねて、将来についての方向性を固めます。プレーヤー・マネージャー・アンパイア・トレーナーなど野球に携わりたい学生、医療の国家免許を取得して医療人として活躍したい学生、野球以外でも一般企業への就職や、大学編入や海外留学など様々な夢に向かって活動します。社会人に必要な資格の取得についても積極的にサポートします。
キャリアデザイン/ゼミ/実践英会話/ビジネス実務対策講座/ネイル検定対策講座/野球実技/スポーツ生理学/スポーツケア/解剖学/スポーツ栄養学/栄養アセスメント/スポーツ心理学/スポーツ医学/バイオメカニクス/スポーツ指導論/トレーニング理論/発育発達論/スポーツ社会学/スポーツ経営学/クラブマネジメント/審判法/スポーツメディシン/JATI-ATI対策講座/NPB・OBトレーナー対策講座/公式記録員対策講座/トレーニング基礎/トレーニング応用/ストレッチング/コンディショニング/現場実習/運営実習
※ その他、夏季実習、冬季実習、海外研修、指導実習(年間・短期)、救急処置法(集中)などがあります。
実習の現場から
野球の聖地、甲子園での実習も。
野球コースでは毎年、甲子園球場で行われる「春のセンバツ」と「夏の甲子園大会」でグラウンド整備実習を行なっています。阪神園芸株式会社様の直接指導のもと、満員の観衆の中でグラウンド整備をすることで、野球を支える仕事の意義を体感し、野球界を支えるプロとしての人間性を培います。
また、高知県安芸市の「タイガースタウン」での春季キャンプも恒例となっています。プロが実際に使用する施設で集中的にスキルアップに励むとともに、仲間と寝食を共にすることで友情が深まり、チームワークも強化されます。
国際公式記録員やマネージャーを目指す学生の中には、年代別ワールドカップなどの世界大会に派遣され、日本代表をサポートする中で緊迫感あふれる現場の空気を体感する者もいます。



キャンプや遠征試合を通じて、競技力向上をめざす。 高知県安芸市と九州地方にてキャンプ実習を実施。学生たちは1年間に1度どちらかの実習に参加します。環境を変えて取り組むことで、自分に向き合い、弱点を克服して長所を伸ばします。また、年間に数回遠征試合を行い、慣れない球場でプレーすることで競技力の向上や、環境の変化に対する対応力を高めます。


日本中が注目する、春・夏の高校野球大会でグラウンド整備 野球コースでは、甲子園で春に開催される「選抜高校野球大会」と夏に開催される「全国高等学校野球選手権大会」でのグラウンド整備をおこなっています。このプログラムは、阪神甲子園球場の管理業務をおこなう阪神園芸株式会社でおこなわれるもので、球場整備のプロから直接指導を受けることができます。特に春のセンバツと夏の甲子園は、日本中が注目する野球の国民的イベントです。その熱気と、野球が人々に与える感動を身近に感じながら、野球を支える仕事の意義を体感し、球界を支えるプロとしての人間性を培います。


公式記録員の実習で国際試合の記録員をめざす 野球コースでは、公式記録の実習を積極的に実施しています。日本で開催された年代別ワールドカップなどでは、本校の学生が公式記録員として大会運営に貢献しました。野球で活躍できる人材育成という履正社の学びが高く評価された結果、一般財団法人全日本野球協会(BFJ)から、国際公式記録員養成校としても認定・推薦をいただきました。また、社会人野球の大会でも数多くの実習の場を設けており、公式記録員としての経験を積むことで、実力をつけることができます。

土井 幸大 先生
高等学校教諭一種免許(社会・国語)鳴門市立鳴門工業高等学校(現:徳島県立鳴門渦潮高等学校)出身。大阪経済大学に進学し、野球部で選手として活躍。卒業後、高校野球に携わり硬式野球部のコーチ・監督を経験。2016年9月より本校で勤務。
- 野球コース GM
- 履正社スポーツ専門学校 監督

廣瀬 拓哉 先生
高等学校教諭一種免許(公民科)、中学校教諭一種免許(社会科)近畿大学(硬式野球部)を卒業し、大阪府内公立中学校で4年間の社会科教師を経て、2017年7月〜2019年7月の期間でJICA日系社会ボランティアとして、ブラジルへ野球指導者として派遣。野球・日本文化・日本語指導に携わる。現在は、海外での野球普及活動に加え、SDGs・国際協力や異文化理解等の講演活動を実施。
- 履正社ベースボールクラブ 監督

大田 将也 先生
浪速高校を卒業後、本コースへ。選手時代に怪我をサポートしてくれた理学療法士に憧れ、メディカルアスリート専攻を選択し、野球コースと理学療法学科の両立に励む。理学療法士の国家資格を取得。2018年より非常勤講師として勤務し、2021年4月より本校に勤務。
- 履正社RECTOVENUS 監督

長谷川 直道 先生
福知山成美高等学校出身。第88回全国高等学校野球選手権大会に出場(2006年)。卒業後は大阪経済大学へ進学し、硬式野球部へ入部。ベストナインを3度受賞する。大学卒業後は一般企業の営業職として3年間勤務。その後、大阪経済大学硬式野球部のコーチに就任。2022年12月より本校に勤務。
- コーチ

亀山 努 先生
1987年阪神タイガースに入団。ゴールデングラブ賞受賞、オールスター出場など活躍。引退後、枚方リトルリーグの監督として就任後2年でリトルリーグ世界1位へ導く。現在は野球解説者、評論家として活動。
- コーチ

マック鈴木 先生
1992年に渡米し、1996年にメジャーリーグに昇格。2002年にオリックスブルーウェーブからドラフト2位で指名され入団。その後、アメリカ・メキシコ・台湾・日本のプロチームで活躍。現在は、野球解説者、評論家として活動。
- コーチ

本田 明浩 先生
兵庫県立社高校出身。高校卒業後、新日本製鐵大分では1990・1991年に都市対抗野球大会に出場。1991年に福岡ダイエーホークスからドラフト指名を受ける。その後、ブルペン捕手として阪神タイガースに入団し、2001年から18年間貢献した。阪神退団後は、四国アイランドリーグplusの高知ファイティングドッグスや社会人チームで指導者として活動した。
- コーチ

長島 裕二 先生
阪神タイガースのトレーナーという経験を活かし、プロ野球トレーナーの実際や、最新の情報をできるだけきめ細かに伝えたいと考えています。
- チームアドバイザー
- 日本プロ野球トレーナーOB協会 副会長
- A.T.長島治療院 院長

元脇 周也 先生
理学療法士として20年間病院で勤務。スポーツ専門リハビリテーションに従事した経験をもとに野球専門のセラピストとして活躍。野球選手が「常に最高のパフォーマンスを発揮し続ける」コンディショニングをサポートしている。2005年、2009年、2019年と3度にわたりU-18野球日本代表チームトレーナーとして帯同した。
- 一般社団法人スリーバランス 吹田アカデミー校長
- Beyond the frame 代表

上萩 環 先生
元高校球児の経験を踏まえ、管理栄養士としてジュニアアスリートを中心に食事の大切さを伝えている。シダックスフードサービス株式会社、メディカルフィットネスの管理栄養士を経て、現在はフリーランスとして活動中。講演会や個別栄養指導の実績も多数。
- 管理栄養士
- 調理系専門学校講師
- 中学・高校野球部、強豪社会人チーム、女子大学バレーボール部、ジュニアサッカーチームなどで栄養サポート

中村 風香 先生
北海高校出身。大好きな野球を深く学びたいと本コースに入学。野球コースではマネージャーとして在籍。また、入学後に医療に興味をもち、メディカルアスリート専攻を選択し、理学療法士の国家資格を取得。日本野球連盟(社会人野球)近畿地区の記録員として各大会で活動するほか、現在はWBSC(世界ソフトボール野球連盟)の国際公式記録員としても活動しており、2021年には東京オリンピックにも派遣された。
「大好きな野球にいつまでも関わりたいと思っている方、選手以外にも道はあります!」
野球を支える
「日本代表」に。
- 高校時代の夢は何でしたか?
- 「野球部のマネージャーをしていて、裏方で野球を支える楽しさを感じていました。だから将来も野球に携わる仕事をしたいな、と。それだけ考えていました」
- どうして故郷の札幌を離れ、大阪の履正社に進学したんでしょう。
- 「野球を探究できる環境と、医療国家免許など様々な資格を取れる環境があったからです。でも、まさか自分が国際公式記録員として世界を飛び回り、理学療法士になるなんて履正社に入った頃は想像もしていませんでした。そういう引き出しがたくさんあるところが、履正社の強みだと思います」
- これまでに、国際公式記録員としてどんな大会に派遣されましたか?
- 「19年のオランダのソフトボール五輪予選、アメリカのU―18ソフトボールワールドカップ、カナダのソフトボール五輪予選、台湾でのプレミア12です。野球とソフトボールは国際式のスコアが一緒なので、ソフトボールの試合もよく担当します。21年には、東京オリンピックにも派遣されました」
- オリンピックの舞台はいかがでしたか?
- 「他の国際試合と比べて注目度が高かったり、普段と異なる業務があったりと、プレッシャーも感じましたが、終始楽しんで臨みました。決勝を含む15試合を担当しています」
- 今、国際公式記録員として活動する日本人は何名ぐらいですか?
- 「私を含めて国内に2人しかいません。日本の高校野球とプロ野球で採用されているスコアのつけ方と、国際的に使われているスコアのつけ方は違っていて、用語も違います。履正社は日本で唯一、全日本野球協会公認の国際公式記録員養成校です。今は更新を育成する授業にも力を入れています」
好きなことを
とことんやっていたら。
- メディカルアスリート専攻を選択し、理学療法士の国家免許を取った理由は?
- 「マネージャーとして、野球をしているアスリートたちを間近で見てきているので、やっぱりチーム内で怪我をしている選手が多かったりすると『もっと力になれたらいいな』と自然に思いました。身体の動きに対する専門性が高いことと、病院で働けるという魅力もあって、理学療法士の資格取得を選びました」
- 後輩へのメッセージをお願いします。
- 「私は野球や医療が好きで、好きなことをとことんやっていたら今の仕事に就くことができました。だからまず好きなことを見つけて、チャンスがあればつかみに行ってほしいと思います」
履正社スポーツ専門学校 北大阪校 野球コース コーチ
プロとして自らの経験からアドバイスを。
アドバイザリースタッフをやらせていただく以上は、自分が持っている、知っていること、例えば、野球の楽しさ、野球の良さといったことを伝えたいと思います。
基本・基礎を徹底していきたいです。体力面はもちろんですが、技術面も基本が大事。僕が伝えることをしっかりと頭で理解して取り組んでもらえれば、プレーするとき、また、後に自分が人に伝える立場になったときも上手くできると思います。
勝ち負けも大切ですが、力を合わせることや、自分の役割を理解することの大切さなどを伝えていきたいです。
いろんな悩みが出てくると思いますが、他人に頼ることなく自発的に考え、乗り越えてもらいたいですね。
僕たちはあくまでサポートをする立場。まずは、自分たちで率先して、何事にも取り組んでいって欲しいです。

栁川 浩大 さん
1996年、大阪府生まれ。小学校3年生で野球をはじめ、益田東高校では県ベスト4。ポジションはキャッチャー。履正社国際医療スポーツ専門学校では阪神園芸での実習・アルバイトを精力的にこなし、春・夏の甲子園を2年連続でサポートした
- 野球コース 2016年卒業
- 阪神園芸株式会社 勤務
甲子園球場の
〝守り神〟として。
- お仕事の内容について教えて下さい。
- 「阪神甲子園球場と鳴尾浜球場のグラウンド整備と芝生の管理をしています。試合中、選手が動けば土も動くので、ケガ無くプレーができるようしっかり整備するのが私の仕事です。日によって、天候や気温も違いますし、水分の抜け具合や土の締まり具合も違います。感覚が大事な世界ですね。責任も感じますが、好きなことができているのでやっぱり面白いです」
- 仕事中、心掛けていることは?
- 「試合中は、三回、五回、七回と整備に向かいます。時間が限られているので、どこを直すべきか的確に考えて行動するようにしています。試合中も、モニターでボールの跳ね具合をチェックしたりしますね。あと、選手それぞれの要望を聞いて、『こうして』と言われた時はすぐ動けるようにしています」
- やりがいを感じるのはどんな時ですか。
- 「土砂降りの雨でグラウンドがぐちゃぐちゃになった日がありました。何とか試合ができるよう整備した時、相手チームのスタンドから『阪神園芸さんありがとう』って聞こえた。この仕事をしていて良かったと思いましたし、すごく嬉しかったですね」
「何か野球に
恩返しができたら」
- 履正社へ進学を決めた理由は?
- 「就職か進学か迷っていた時に、監督さんから『履正社はどうだ』って紹介されました。それで学校の見学に行った時、履正社の先生が『この学校は野球だけじゃないぞ。医療の資格も取れるし野球に関わる仕事にも就ける』と、いろんな話をしてくださいました。阪神園芸についてもその時に伺ったんです。自分自身、何か野球に恩返しができたらと思って入学を決めました」
- 学生生活で印象に残っていることは。
- 「野球コースには、全国から色んな学生が集まってきます。名門校出身もいたので、それぞれの高校の話をしてよく盛り上がりました。あと、専門学生は社会人野球に登録して大会に出るんですが、高校野球の時と比べて球速が全然違っていました。これまでと違ったレベルでプレーできたことは良かったです。ただ、やっぱり印象深いのは、阪神園芸にアルバイトや実習へ行かせてもらったことです。夏の甲子園の時なんかは、客席からの歓声が本当にすごいんですよ。ちょっとの距離なのに、先輩方と会話ができないぐらい。圧倒されます。その経験が、今の自分に活かされています」

本木 駿也 さん埼玉県立上尾高等学校 出身
三菱自動車工業株式会社 水島製作所 勤務
三菱自動車倉敷オーシャンズ 所属
私は埼玉で高校野球をしていて履正社に入学。ひとり暮らしの不安の中で何度もあきらめそうになりましたが、社会人野球に進むことができました。今後は社会人野球の世界で勝ち負けの喜びを知ると同時に、野球人としてだけでなく企業人、社会人としても頑張りたいと思っています。

猪崎 真也 さん興譲館高等学校 出身
三菱自動車工業株式会社 水島製作所 勤務
三菱自動車倉敷オーシャンズ 所属
私は、社会人チームで野球をしたいという思いから履正社に入学しました。色々と不安がある中、無事に社会人野球へ進むことができました。今後は違う世界の中で結果を残せるよう、日々精進していきたいと思っています。また、野球だけではなく一社会として立派な人間になれるよう頑張ります。

ハン ドゥソル さん光州第一高等学校 出身
韓国プロ野球 SSG LANDERS 所属
日本の野球を学びたいという気持ちから、社会人野球の舞台でプレーができる履正社に入学を決めました。当初はコミュニケーションに苦労しましたが、日本語学校に通いながら猛勉強しました。2年間の努力の末、野球コース卒業後は韓国のプロ野球球団に入団。2021年に兵役を終えて、再びプロテストを受け、現在はSSG LANDERSに所属しています。1日でも早く1軍の試合で活躍することが目標です。

栗山 拓巳 さん帝京大学 出身
株式会社ミキハウス 勤務
帝京大学を卒業後、野球を続けたくて入学。一から学び直すことで、理想としていたピッチングを確立できました。努力が実り、オール大阪に選出。さらに「2013香港国際野球オープントーナメント」日本代表として選出され優勝を体験。そしてミキハウスレッズの選手として就職できました。成長できたのは、履正社のおかげだと思っています。

迫 勇飛 さん東洋大学附属姫路高等学校 出身
カナフレックスコーポレーション株式会社 勤務
カナフレックス硬式野球部 所属
プロ野球・社会人野球選手になりたいという思いで履正社に入学しました。高い目標を掲げる中で、挫折などもありましたが、履正社のスタッフの方々のサポートもあり、色々な高い壁を乗り越え、自分自身を成長させることができました。卒業後にはカナフレックスコーポレーションに入団させて頂くことができ、また新たな目標とともに野球ができています。そして、野球だけでなく社業との両立により、一社会人としての成長も感じれていて、すごく充実しています。これからも、履正社の卒業生として礼儀や努力を忘れずに日々邁進していきたいと思います。

土井 幸乃 さん大阪府立阪南高等学校 出身
大阪府小学校教諭
卒業すると同時に本校野球コースの教員となり、教えることの喜びや奥深さを知り、先生という職業にあこがれるようになりました。そして在籍中に小学校一種免許にチャレンジし、念願の教員免許を取得することができました。これからは、ここでの経験を活かしながら小学校の先生として頑張っていきます。

藤井 秋博 さん岡山県美作高等学校 出身
阪神園芸株式会社 勤務
野球を続けたいという以外、将来についてあまり考えていませんでした。しかし春・夏の甲子園での実習経験が転機となりました。野球への熱い心を持つ球児がケガをしないようにと、グラウンド整備をすることに大きなやりがいを感じたのです。阪神園芸での実習によって、「野球を支える仕事がしたい」という目標が見えました。そして阪神園芸に入社でき感謝しています。

吉井 温愛 さん履正社高等学校 出身
鹿屋体育大学 編入
私は、野球の技術を向上させたいと思い、環境が整っている履正社スポーツ専門学校北大阪校へ入学しました。野球コース卒業後は、保健体育科の教員免許が取得でき、スポーツについて様々な見地から深く学べると考え、鹿屋体育大学へ編入学しました。専門学校で体得した野球の技術と大学で学んでいる様々な知識を生かして、パフォーマンス向上に繋げ、女子野球選手の目標とされるプレイヤーになりたいです。

岩崎 篤 さん東海大学付属札幌高等学校 出身
株式会社G-7ホールディングス 勤務
G7BLUE REDS KOBE 所属(軟式野球)
高校卒業後、履正社スポーツ専門学校北大阪校に入学し野球をすると決めた時は、この2年間でやり切り野球人生に区切りをつけようと考えていました。しかし、履正社に入り指導者の方々に教えてもらうことは新たな発見ばかりで今まで以上に野球が楽しくなりました。その中でも多くのことを教わったマック鈴木コーチが監督をしているG7ホールディングスで野球をしたいと強く思うようになり仕事と野球の両立を選びました。将来は野球の指導者になりたいと思っています。まだまだ野球を知って自分の夢に向かって頑張っていきたいと思います。

原 裕大 さん三田松聖高等学校 出身
医療法人和合会 好生館病院 勤務
軟式野球部 所属
社会人野球でプレーしたいと思い履正社に入学し、卒業後に社会人野球に進むことができました。仕事と野球の両立は楽なことではありませんが、人のために仕事をし、自分の好きな野球ができる職場で働けて良かったと思っています。今後は野球でチームに貢献するのはもちろんのことですが、職場でも貢献できるように頑張ります。
万全の態勢で個々の学生の希望に添った進路指導をおこない、社会貢献できる有用な人材を輩出しています。

履正社スポーツ専門学校
日本野球連盟に企業登録をしているチームです。
都市対抗野球大会や日本選手権大会への出場を目指します。

履正社ベースボールクラブ
日本野球連盟にクラブ登録をしているチームです。
都市対抗野球大会やクラブ選手権大会への出場を目指します。

履正社RECTOVENUS
全日本女子野球連盟・関西女子硬式野球連盟に所属するクラブチームです。
全日本選手権大会や全日本クラブ選手権大会への出場を目指します。
選手一覧
履正社スポーツ専門学校 2年生
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石橋 隼松山学院高等学校
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飯田 駿介岡山県作陽高等学校
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岩崎 颯大阪市立桜宮高等学校
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植田 琢海大阪府立かわち野高等学校
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大西 悠翔大阪産業大学附属高等学校
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佐々木 啓佑和歌山県立日高高等学校 中津分校
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大久 悠摩日本文理高等学校
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谷岡 優斗橿原学院高等学校
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中村 晃大倉吉北高等学校
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森本 珠羽岐阜第一高等学校
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横井川 功樹京都精華学園高等学校
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履正社スポーツ専門学校 1年生
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青木 丈和鳥取県立倉吉総合産業高等学校
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上地 一颯星翔高等学校
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川元 幹太星翔高等学校
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下向 光希大阪偕星学園高等学校
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杉山 陸奈良県立大和広陵高等学校
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田端 慶也星翔高等学校
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田畑 吏空也大阪府立大冠高等学校
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泊 日向大阪産業大学附属高等学校
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長嶺 知典沖縄県立豊見城高等学校
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中本 隆太大阪府立大冠高等学校
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西尾 蓮誉高等学校
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野村 慶太生光学園高等学校
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廣納 魁愛知啓成高等学校
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松井 海斗京都共栄学園高等学校
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矢野 天馬兵庫県立猪名川高等学校
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山内 直弥山口県鴻城高等学校
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山元 良太大阪府立八尾北高等学校
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米田 晃龍谷大学付属平安高等学校
履正社スポーツ専門学校 聴講生
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柿久保 天翔徳島県立城西高等学校
履正社ベースボールクラブ 2年生
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荒川 優樹駿台甲府高等学校
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今津 宗馬福知山成美高等学校
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上田 健人長崎総合科学大学附属高等学校
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大島 頼哉中京高等学校
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大村 颯斗石見智翠館高等学校
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澤田 神威大阪府立美原高等学校
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塩山 翔太東大阪大学柏原高等学校
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志水 俊輝三田松聖高等学校
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下地 星平沖縄県立浦添商業高等学校
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諏訪 愛弥岡山県立倉敷鷲羽高等学校
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髙宮城 実汰沖縄県立北谷高等学校
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西 禎篤京都府立綾部高等学校
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橋本 虎侍大阪府立八尾北高等学校
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野林 孝樹大阪府立吹田高等学校
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藤木 純大大阪府立淀川清流高等学校
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三木 謙二郎東大阪大学柏原高等学校
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四辻 龍平兵庫県立篠山鳳鳴高等学校
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履正社ベースボールクラブ 1年生
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池田 隼人大阪府立東百舌鳥高等学校
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石井 沢基高知中央高等学校
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井上 翔琉岐阜県立瑞浪高等学校
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岩本 海聖山口県立防府商工高等学校
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江口 凛太瀧藤井学園寒川高等学校
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大川 智輝大阪高等学校
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岡山 陽太京都府立清明高等学校
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垣谷 翔豪兵庫県立和田山高等学校
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金田 海大阪府立北摂つばさ高等学校
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川上 翔生京都府立木津高等学校
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迫 珠里和歌山南陵高等学校
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畑野谷 早翔報徳学園高等学校
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濱田 空和歌山県立日高高等学校中津分校
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日置 璃空石見智翠館高等学校
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平野 魁琉生光学園高等学校
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藤本 夢翔大阪電気通信大学高等学校
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藤森 啓太兵庫県立西宮甲山高等学校
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汾山 大翔大阪府立大冠高等学校
-
細井 京介徳島県立池田高等学校 辻校
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松本 隆都大阪府立大冠高等学校
-
宮田 珠来福知山成美高等学校
履正社RECTOVENUS 2年生
-
向井 千尋蒼開高等学校
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山﨑 かのん開志学園高等学校
-
履正社RECTOVENUS 1年生
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上田 小桃静岡県立田方農業高等学校
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髙口 結彩柳川高等学校
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マネージャー&学生コーチ
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髙埜 絢渚日本体育大学荏原高等学校
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黒田 優登あべの翔学高等学校
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山崎 愛由武兵庫県立氷上西高等学校
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田村 肇菜大阪偕星学園高等学校
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圓尾 明華広島文教大学附属高等学校
野球コースでは、変化が早く複雑な現代社会を踏まえて、自己実現のためにセルフマネジメント能力を高めて、生きる力を持った人材を育成することを目指します。そのため、以下の資質・能力を身につけた者に卒業を認めます。
1.野球という競技を通じ、他者と協働する力・自ら学ぶ力・問題・課題を解決する力を身につけて、幅広く社会で活躍できる人材となること。
2.社会人として基礎的なマナーを身につける。
3.競技の技術力のみならず、練習方法、スポーツ外傷に対する応急処置、スポーツ障害に対する予防、さらにはチーム管理・運営などを身につけて、将来指導者として、競技の発展・普及に尽力できる人材となる。
野球コースでは「学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)」において示した能力を身につけるため、以下の方針に基づいて教育課程を編成しています。
1.野球実技を通して、技術向上だけでなく、他者と協働する力・自ら学ぶ力・問題・課題を解決する力の向上を図り、社会性を身につける。
2.野球・スポーツの知識を深め、技術向上と指導スキルの習得を目指すために国際公式記録員やアンパイアとしての実習を行い、資格を取得する。さらには大会運営実習も行い、競技がどのようにして成り立っているかを把握させる。
3.2年生からは野球専攻、メディカルアスリート専攻、競技&アスレティックトレーナー専攻、国際スポーツ専攻など、希望する各専攻の目標に合わせた科目の設置。
4.野球に限らず、一般企業へのインターンシップを通して、卒業後に待ち受ける社会に触れ、自己実現のための目標設定をさせる。
履正社スポーツ専門学校北大阪校は、「履正不畏・勤労愛好・報本反始」を建学の精神とし、野球コースでは「本校の教育内容に高い関心と理解があり、入学後、学修、課外活動に積極的に取り組むことができる者」として、以下の入学者を受け入れます。
1.野球という競技を愛し、自身の技術の向上と競技の発展・普及に積極的に取り組める者。
2.野球に関する基礎体力を有する者。
3.野球に関する基礎知識を有し、多角的に物事を思考・判断する能力を有している者。
4.自発的・主体的行動力を伸長させようとする意志・意欲を有している者。
5.社会性、対人関係能力、コミュニケーション能力を有する者。