11月5日(土)・6日(日)に茨城県つくば市にて開催された世界鍼灸学会に行ってきました。
会場の「つくば国際会議場」は、JAXAの研究施設などに近く、各研究機関の真ん中あたりにあります。
会場に到着しても外観に掲示物やデコレーションは特になく、「ここが会場?」と思ってしまいましたが、一歩、会場の中に入ると、あちらこちらで意見交換の声が聞こえ、中国、アメリカ、ヨーロッパなど海外からの参加者の姿も多数見られ、活気と国際色が豊かな学会でした。
(会場です。ちょっと殺風景?)
(大ホール、人でいっぱいです。)
今回は、講演や研究発表以上に日本で行われている鍼灸治療の実技公開に重点が置かれており、1つのセッションに3題のオムニバス形式で進められ、沢山の技をみることができました。
(履正社ではお馴染みの小松先生(カリフォルニア医学研究所)も実技披露をされました。)
日本独特の「痛くない鍼」や海外では少ない「お灸」の披露もあり、中国をはじめ海外からの参加者にはどのように映ったのか、聞いてみたいところでした。
一方で、海外の発表の中には、日本国内で紹介されてない治療法もあり、「世界は広い・鍼灸は深い」。「勉強したことを活かして、明日から教育に治療に、また頑張ろう!」
と考えながら、大阪へ戻りました。
(入口です。)