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日常生活(ブログ)

鍼灸学科

❝ 百日紅 ❞ と ❝ 木 鍼 ❞

皆さんこんにちは!

鍼灸学科教員の藤です。

少し前ですが、

とある場所で「百日紅」の木を見つけました!

img_2269-3

百日紅???

皆さん読めますか?

「さるすべり」と読みます。

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薄紫といいますか、ピンクといいますか

さるすべりの花も美しいのですが、

そこは全く名前の由来に関係しません。

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実はこのツルツルした木の部分が

サルも滑るというので「さるすべり」と言うそうです。

でも実際は、おサルさんは滑ることなく難無く登るそうです(笑)。

で、この木なんですが

昔は、木鍼として使われていたそうです。

(世の中は広いので、今も使われる師匠連が
いらっしゃるかもわかりません…)

で、なぜ鍼として用いたのかといいますと

百日紅が電気を流しやすい木だとの説があるからです。

これは私が学生時代に丁稚奉公していた鍼灸院の

お師匠から教わったのですが、

昔は百日紅によく雷が落ちたとのことです。

今はその前に高層ビル、避雷針等々、

もっと落ちやすいものがありますので、

なかなか百日紅には落ちないと思われます。

我々鍼灸師は治療の時に金属製の鍼を用いていますが、

これは体の気の流れをコントロールするためです。

気は「電気」の属性もあります。

鍼灸師は金属と電気の親和性を利用して治療すると言えます。

金属ほどではないにしろ、

百日紅にも気をコントロール作用があることを

昔の偉人達は知っていたのでしょう。

この摩訶不思議な気が、

早く科学的に解明されないかなあと

日々愉しみにしております。

話は変わりますが、

11/13(日)の鍼灸学科のオープンキャンパスは

わたくし藤が担当しております。

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