朝晩の冷え込みが生じてくる季節となりましたが、皆さんは如何お過ごしですか。
夏のような暖かさが残る日もあれば、急に冷え込む日もあり、「何を着て登校すればいいのか分からない」「朝起きるのがつらくなってきた」と感じている学生も多いのではないでしょうか。
特に秋から冬にかけては、4年生は臨床実習が終わり大詰めの国家試験対策、2・3年生は臨床実習に向けて知識と技術の総仕上げ、1年生は定期試験準備へと向かう非常に大切な時期です。
今回は、理学療法士の視点も交えながら、この季節特有の寒暖差と感染症を乗り切るためのポイントをまとめました!
1. なぜ秋になると体調を崩しやすい? 〜秋の寒暖差と自律神経〜
「なんだか体が重い」「集中力が切れやすい」「肩こりや頭痛がする」
この時期の不調は、「寒暖差疲労」が主な原因です。
- 自律神経の過剰稼働: 1日の中で気温差が7℃以上になると、体温を一定に保つために自律神経がフル回転し、エネルギー消費が激しくなります。その結果、全身のだるさや疲労感が蓄積します。
- 空気の乾燥と血行不良: 寒さによって血管が収縮すると血流が悪くなり、筋肉のこりや冷えが生じます。さらに空気が乾燥し始めることで、気道粘膜の防御機能も低下します。
臨床現場でも、この時期には「脳血管障害の再発リスク」や「関節可動域の低下」「血圧の変動」を訴える患者さんが増えることがあります。
気温の変化が及ぼす身体への影響を身をもって理解することは、将来の評価やリスク管理などの臨床にも直結します。
2. この時期の乗り切りどころ!秋〜冬に潜む「感染症リスク」
10月後半から警戒が必要になるのが、インフルエンザやノロウイルスなどの感染性胃腸炎、そしてマイコプラズマ肺炎などの呼吸器感染症です。
気温が下がり湿度が低下すると、ウイルスの空気中での生存時間が長くなります。
対面での実技講義(触診・関節可動域測定・移乗動作練習など)が多い理学療法士養成校の学生にとって、「自分が感染源や媒介者にならないこと」は医療従事者を目指す者としての基本的マナーです。
3. 今すぐ実践!ウイルス&寒さ対策の徹底ポイント
三密回避とこまめな「換気」&「加湿」:
- 寒くなると教室の窓を閉め切りがちですが、休み時間ごとに前後のドアを開けて換気しましょう。
- 自室では加湿器などを活用し、湿度50〜60%を目安に保ちましょう。
手洗い・手指消毒の再徹底(実技授業の前後は特に!):
⒈治療ベッドや測定機器、クラスメイトの身体に触れる実技授業の前後は、必ず丁寧な手洗いとアルコ ール消毒を行いましょう。
首・手首・足首の「3つの首」を温める:
- 通学時、太い血管が皮膚近くを通る「3つの首」を冷やさない服装選びが、自律神経の負担を減らすコツです。
旬の食材で免疫力アップと規則正しい生活:
- 根菜類や温かいスープを取り入れ、内臓から体温を上げましょう。
- 夜更かしを避けて、質の良い睡眠で免疫力を高めることが大切です。
4. 理学療法士養成校の学生向け! 秋のセルフケア術
① 筋肉を動かして「体熱発生」&自律神経リセット
筋肉を動かすと筋ポンプ作用によって全身の血流が改善し、体温が上がると同時に頭もスッキリします。
運動学・解剖学で学んだ筋の作用を意識しながら動かすのがポイントです!
②湯船につかって副交感神経を優位に
忙しいとシャワーで済ませがちですが、38〜40℃程度のぬるめのお湯に15分ほど浸かることで、全身の血管が拡張し、一日の緊張で優位になった交感神経を落ち着かせることができます。良質な睡眠へのスムーズな移行にも効果的です。
まとめ:自己管理も理学療法士の「大切なスキル」です
患者さんに信頼される理学療法士になる第一歩は、自分自身の心身の状態を良好に保つことから始まります。
2026年後半戦、体調管理を万全にし、日々の講義・実技・実習に元気に取り組んでいきましょう!

理学療法士を目指すなら!履正社の理学療法学科ってこんなところ✨
「理学療法士ってどんな仕事?」「履正社の理学療法学科ってどんな雰囲気?」
そんな疑問を持ったあなたへ!☞【理学療法学科の魅力をもっと知る】はこちらから
「理学療法学科の学生って、どんな1日を過ごしてるの?」
授業・実習・放課後まで、リアルな学生生活をのぞいてみよう!







