理学療法士は、対象者の体位変換、また検査測定や治療等で車いすからベッド等への移乗動作を行います。
この移動・移乗動作は介護職員や看護師等も行います。
方法に慣れていないと力任せに行ってしまい、腰痛や事故の原因となります。
また、対象者にとっても力任せに行われるのは、苦痛でなりません。
できる限り、安全、安心で楽な方法を身につけることは重要です。
今回、学外授業において、この移動・移乗について、
スライディングボードやスライディングシートを用いて行いました。
対象は4年生です。あと数か月で国家試験、4月からは理学療法士として現場で働きます。
そこで、今回学んだ技術を活かして、少しでも対象者・理学療法士にとって安全、安心で
楽な方法を身につけてほしいと思います。