こんにちは。
先日、本校の卒業生と食事をする機会がありました。
卒業してから5年近く経っていますが、何かあるたびに「先生、ご飯行きましょう!」と声をかけてくれます。
卒業してからこれだけ時間が経つと彼ら彼女らのライフワークもでき、私自身も刺激をうけ、「頑張らないと」とやる気にさせてくれる大切な存在です。
一人は、某大学ハンドボール部でトレーナーとして活躍されています。日々の診療業務が終わると、練習に参加し、選手のケア、リハビリテーションをするだけではなく、選手の悩みを聞いてあげることや、監督とのミーティングなど、普段の業務以上にやることがたくさんあるようです。
「日々の診療では後輩もできて、アドバイスをする立場になってきたけど、現場にいくと自分の不甲斐なさを痛感します。けれども、こういった環境に身を置くことで、成長しようとする気持ちになれるんです。」
ですって。
もう一人の卒業生は、障がい者水泳に関わっているそうです。
「一言に障がいと言っても、その程度は様々なんですよ。軽度の障がいもあれば、重度の障がいもある。身体障がいもあれば、知的なものもある。それぞれの程度を把握して、起こりうるリスクを想定して、選手と関わっていかなければいけないんですよ。」
ものすごく考えることがたくさんありそうですよね。
疾患の理解、選手の機能の把握、水泳競技の理解・・・。
「でも、理学療法士としての専門性を発揮できる場だと思ので、めちゃくちゃ楽しいですよ!」
イキイキとした顔で、こう言ってました。
卒後、自分達の力でやりがいを感じる場を切り開いている彼ら彼女らを見ると、感慨深いものがありました。
これからも色々指導をお願いしますね、先生(卒業生)!!