こんにちは。
ワールドカップもあと少しで終わりますね。
つい先程まで、アルゼンチンとクロアチアの一戦があり、アルゼンチンの圧勝で終わりました。
やはり強豪国というのは底力がありますね。
日本代表もドイツ、スペインという強豪国を撃破し、決勝トーナメントでは惜しくも敗れましたが、今大会に大きな印象を与えることとなりました。
この躍進の原動力は、選手の皆さんの力が非常に大きいのはもちろんですが、その裏では多くのスタッフによって、選手を支えていることを忘れてはいけませんね。
キットマネージャーという役割があるのをご存じですか?
主な仕事は「用具管理」。
練習で選手やスタッフが着用するウエアの準備、ボールの管理、試合時のユニフォームの管理などを行います。
また、代表の移動に合わせて荷物の移動なども行います。
選手や監督がサッカーに集中するための、縁の下の力持ちなのです。
日本代表のキットマネージャーは元々某有名スポーツメーカーの社員だったそうです。
2006年ドイツ大会。日本は海外組を多く召集し、かなりの期待を集めながらも、予選敗退。
この時、キットマネージャーを勤めていた方は、「これだけの戦力を抱えながら、敗退してしまうのは、スタッフの経験も足りないからだ」と思い、キットマネージャーとして経験を積むために、単身海外へ武者修行に行かれたようです。
「勝利」を掴むためには、選手だけではなく、スタッフの力量も影響する。
結果を、自身の立場に置き換え、そこに原因を追求する。
これってすごくないですか?
理学療法士は今やチーム医療における重要な立場です。
チームの一員として動くためには、目の前にある問題や結果を自身の立場に置き換え、考えることが重要です。
キットマネージャーからプロフェッショナルとは何かを学んだ気がします。