こんにちは、教員Aです。
今日は私の好きな骨を紹介しますね。
骨といえば、体を支える頑丈な柱や、臓器を守るヨロイを想像する人が多いでしょう。
しかし、私Aの「推し」はそんな豪快なやつらとはちゃうねんなぁ…ふふふ(笑)
その骨は「耳小骨(じしょうこつ)」。
耳の奥、鼓膜のすぐ裏側にひっそりと佇む骨たち。
米粒よりも小さな、この愛おしいトリオこそが、私Aのイチオシです。
今回は、この耳小骨について「熱く熱く」語らせてもらいますね。

この3つの骨は、それぞれがとてもユニークな形をしています。
- つち骨(ハンマーみたいな形)
- きぬた骨(金床みたいな形)
- あぶみ骨(乗馬の際に足を引っかける部位の形)
まるで、大工道具を並べているような名前やと思いませんか?
へへ…名前からして職人気質やろ…
実際、彼らは一生休むことなく働く、体内で最も勤勉な職人集団なのです。
彼らの最大の任務はなにか?
それは…「音を届けること」なんです。
鼓膜が捉えた空気の震えを、この小さな骨たちがバトンパスのように繋ぎ、耳の奥へ伝えます。
驚くべきことに、彼らはただ運ぶだけではありません。
鼓膜の小さな震えを、なんと約20倍に増幅して奥に送り届けているんです。
米粒より小さな体で、毎秒何千回もの振動を受け止め、正確に増幅し続ける。
その精密さとタフさには、ただただ脱帽。
耳小骨は、あなたが生まれたその瞬間から、夜眠っている間も、最期の時まで休むことはありません。
あなたが好きな音楽を聴く時も、誰かの優しい言葉を聞く時も、騒がしい街の雑踏の中にいる時も。
すべては、この小さな3つの骨が、せっせとバトンを繋いでくれているおかげなのです。
華やかな舞台で注目されることはありません。
でも、彼らがいなければ、この世界から「音」という彩りが消えてしまいます。
今日、お気に入りの曲を聴くとき、あるいは誰かの笑い声を聞いたとき。
耳の奥で一生懸命に働いている、世界で一番小さなこの骨(職人)たちのことを、ほんの少しだけ思い出してやってくださいね。
きっと、あなたの毎日の「音」が、ほんの少しだけ優しく聞こえてくるはずです。
ただ…声の大きい「デシベルN先生」が話す時だけは例外。この職人たちにも少し休んでほしい。







