こんにちは、学科長田中です。写真にあるのは2年福田さんと石辻さん。
先日は実習前現地指導会を紹介しましたが、今回は巡回指導時の貴重な様子です。(かもがわ整骨院)
今回は実習終了後、全員が第3期応用体験実習で遭遇した
症例発表のパワポプレゼンを行います。
彼女たちは、田中からのプレゼン方法などを真剣に聞き、
伝承(経験)医学と根拠(立証)医学、相互の重要性を感じたようです。
実習2日目の夜、奥田先生が科学的検査手法として取り入れている
超音波エコー観察検査を必要とする患者さんが来院しました。
そのショットが複数あります。少し症例の紹介をしましょう。
高校2年生、野球部、男子。
今年4月に来院され、奥田先生より右膝蓋腱炎との評価。
その後、別の整形外科を受診し、7月までリハビリを行なっていたが、
大会が近く、練習を休めずリハビリを中止。
痛みを抱えながら練習継続。大会を終えたため、本日来院。これがエピソードです。
しかし、エコー検査を行ったところ、疲労骨折の疑いがあり、当面練習を中止するよう指導。
そんな症例でした。
3年で超音波エコー観察実習の授業がありますが、
2年の実習で経験できたことは、2人とも貴重な経験になったでしょう。
伝承医療と立証医療の活用を目指して、社会が要請する将来の柔道整復師に
成長されること、2人には心から祈ってます。
追伸:ツーショットのバックにあるユニフォームは、ご覧の通り、履正社と、
この夏全国制覇をした、智弁和歌山のユニフォームです。
どのようなご関係か奥田院長からは伺ってないですが、過去の来院患者さんにもらった物かも。