今回のブログは、外国語学科の実習としてラグビーチーム「レッドハリケーンズ大阪」の練習日見学に参加した外国語学科の学生2名による実習レポートです🏉(※チームスタッフの方の肩書き、インタビュー内容は実習に伺った時のものです)
はじめまして!
外国語学科1年の森奥藍香です!
先日、初の研修で、プロラグビーチームの「レッドハリケーンズ大阪」さんの練習を見学させていただきました。私は将来スポーツ通訳の仕事に就きたいと考えています。そのため今回の研修では、通訳兼チームレフリーの木俣俊祐さんの仕事内容に注目しました。
通訳兼チームレフリーの仕事は、コーチ・選手の通訳、レフリーの分析、練習や試合がある際のレフリングなどがあると伺いました。木俣さんはミーティング前にコーチ陣が話す内容を確認し、どう訳せばいいかなどを準備するとの事です。そしてミーティングでは同時通訳をされていました。
木俣さんの仕事内容を見学するだけでなく、お話もたくさん伺うことができました。
私が特にすごいと思ったのは、木俣さんから少し離れた所にいる外国人選手が日本人選手の会話の内容を理解できず困っていた際、すぐにその選手のもとへ駆け寄り通訳として間に入っていたことです。どのように周りに気を配っているのかについて木俣さんに伺うと、常にアンテナを張ってみんなの会話を耳に入れていたり、英語が苦手な日本人選手も認知して気にかけていたりするそうです。レフリーもしながらそこまで周りが見えるのは本当にすごいと感じました。
この研修で通訳の方の仕事を間近で見学することができ、通訳の仕事についてもっと知りたいと興味が湧きましたし、私が将来通訳として働く想像もできこれからの勉強のモチベーションにもなりました。プロスポーツの現場の雰囲気を肌で感じることができ、とても貴重な経験となりました。この経験を忘れずに今後の勉強や活動に活かしていきたいと思います!

はじめまして!履正社国際医療スポーツ専門学校外国語学科の浅田心音です。
今回は私が実際にお邪魔させていただいたレッドハリーケーンズ大阪(ラグビーリーグワン)での練習見学についてお伝えします!私自身全くラグビーを見たことがなく、初めての体験でもありとても緊張しましたが、履正社に入学してから初めての実習ということもありとても楽しみでした!
まず初めに今回お世話になるチーム関係者様にご挨拶をさせて頂きました。その後は実際にマネージャーやコーチの方々のミーティングに参加したあと、選手も含めた全体のミーティングに参加しました。その際に英語で簡単に自己紹介をしたのですが緊張していたのもあり、なかなか上手く挨拶ができなかったように感じました🥲
チームの通訳はレフリー兼通訳の木俣俊祐さんが担当されていました。ミーティングでは、スクリーンに映し出されている資料は英語が多く使われていたのですが、日本人コーチが話す言葉は日本語なので木俣さんは資料を使いながら英語に通訳されていました。
ミーティングが終わると練習に入るのですが、この間も木俣さんは引き続きコーチの方々とコミュニケーションを多くとられていました!練習に入ると木俣さんは通訳兼レフリーを勤められているので、練習中も笛を吹きレフリングをしながらも通訳をされていました✨
全体練習はお昼で終了し、その後に木俣さんとお話を伺う時間を頂けたので色んな質問をさせていただきました。
まず、全体ミーティングの時に木俣さんが通訳をしている際に分からない言葉が出てきた時にどう対処をしているのかお聞きしました。
木俣さんはミーティング前の時間にコーチの方々に大まかにどのようなことを話すのかを聞き、資料を確認したり自分が分からない単語を調べたりするなどの準備をされるそうです✍️
次に全体練習の際に木俣さん一人しか通訳の方がいない中でどのようにして全ての通訳をするのかについてお聞きしました。
まず木俣さんが意識している事は、常に全体が見えるようにアンテナを張っておくこと、一言一句全てを訳さないという事を意識されているそうです。
木俣さんが通訳をしている際に、日本人選手同士だけで違う話題について話が進んでしまっていると気づいた際はその話をもう一度聞き、チームに関する大切な話であった場合は日本人選手から再度外国人選手に対しても説明をしてもらうようにお願いをしているとの事でした。
実習を終えて、通訳の方は現場での対応力と自発的にコミュニケーションを行う積極性が必要なのだと感じました。レッドハリケーンズ大阪さんでは外国人コーチと選手もいらっしゃいましたが、出身地が異なると発音も全く違いました。実際に私も会話をさせていただいたのですが、中学や高校の英語の授業で聞いていたような発音は全くなく、単語が少し分かる程度でしか聞き取れませんでした💦
木俣さんの一日の動きを見学させていただいて、通訳は人に最善を尽くすのが大切で、さらに自分の一つ一つの言葉に責任が感じられるお仕事だと思いました。
私にとってとても貴重な体験になったので、この経験を活かして学校生活も頑張っていきたいと思います!







