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タマミ第二章 第5話 【『当たり前』ってほんまに当たり前なんかな】

こんにちは、タマミです。

最近、なんとなく考えることがあります。

「当たり前」って、ほんまに当たり前なんかな。

毎日学校へ行って、
みんなで練習して、
「おはよう」って言い合って。

そんな毎日を過ごしていると、
いつの間にか、それが普通になってるんですよね。

でもね。

少し立ち止まって考えてみると、
その”普通”って、実はすごく特別なことなんかもしれへんって思うようになりました。

朝起きて、
グラウンドへ行けること。

仲間と一緒に笑えること。

先生がいてくれること。

家族が「いってらっしゃい」って送り出してくれること。

誰かがボールを準備してくれて、
ネットを張って、
グラウンドを整えてくれていること。

一つひとつ見ていくと、

「誰かのおかげ」で成り立っていることばかりなんですよね。

でも、人って不思議です。

毎日続くことほど、
それが当たり前に感じてしまう。

最初は「ありがたいな」って思っていたことも、
続けば続くほど、
その気持ちを忘れてしまうことがあります。

私も、きっとそういうことがあると思います。

だからこそ、

「当たり前」って、少し怖いなって思うんです。

ある日、練習が終わってから、
誰もいなくなったグラウンドを見ていました。

ベンチはきれいに片付いていて、
ボールも全部しまわれていて。

その時ふと思ったんです。

「あれ、この片付けって、誰がしてくれたんやろ。」

試合の日も、
練習の日も、

終わったあとには、
いつも次の日の準備ができています。

でも、それって勝手にそうなっているわけじゃない。

誰かが気づいて、
誰かが動いてくれているからなんですよね。

そう考えると、

今まで見えていた景色が、
少し違って見えました。

「ありがとう。」

この言葉って、

何か特別なことをしてもらった時だけに言う言葉やと思っていました。

でも最近は、
そうじゃないのかもしれへんって思います。

毎日続いていること。

変わらずそこにいてくれること。

いつも通り支えてくれること。

そういう”当たり前”にこそ、
「ありがとう」はあるんかなって。

もちろん、

毎日全部に気づくのは難しいです。

忙しい日もあるし、
余裕がない日もあります。

でも、

一日に一つでもいいから、

「これって、誰かのおかげなんやな。」

そう思えることを見つけられたら、

少しだけ毎日が変わる気がするんです。

感謝って、

大きな出来事の中だけにあるものじゃなくて、

何気ない毎日の中に、
そっと隠れているものなのかもしれません。

だから私は、

小さな”当たり前”を、
当たり前のまま通り過ぎない人になりたい。

「ありがとう。」

その一言を、
ちゃんと伝えられる人でいたいです。

きっと、

「当たり前じゃない」って気づける人ほど、
まわりの人の優しさにも気づけるんやと思います。

そして、その気づきがまた、

次の「ありがとう」につながっていくんやろなって、
私はそんなふうに思っています。

また次のお話でも、一緒に考えてもらえたらうれしいです。

タマミ 🌸⚾

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