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「ひとりじゃない」って思えた瞬間が、続ける力になるんや タマノスケ新章 第9話

こんにちは、タマノスケやで。
これまでずっと「続ける」ことの意味や、そこにある強さについて話してきたけど、
今日はその“裏側”にある、めっちゃ大切なことを伝えたいねん。

それはな──
「続けられる人」って、実は“誰かに支えられてる人”でもあるってことや。

  1. しんどいときほど、“誰か”の存在に気づく

頑張ってるのに結果が出えへんとき。
何回チャレンジしても空回りするとき。
「なんでこんなにやってるのに…」って、心がポキッと折れそうになること、あると思う。

でもな、
そんな“しんどい日”のそばに、誰かいてくれたやろ?

たとえば…
・黙って隣にいてくれる仲間
・「おまえ、ちゃんとやってるやん」って笑ってくれる友だち
・「見てたで、あれよかったやん」って気づいてくれる先生

その存在があるだけで、
「もうちょっとだけやってみようかな」って思える。

続けるって、自分ひとりで踏ん張るもんやない。
実はな、人の気持ちと一緒に育っていくもんなんやで。

  1. 「気づいてくれる人」がいるだけで、心は前を向ける

タマノスケはな、これまでたくさんの学生たちを見てきた。
うまくいかんくて悔しくて、声も出えへんくなってる子とか、
笑ってるけど、ほんまは泣きそうな子もおった。

でもな、そんなときに、
そっと様子を見てくれる先生たちがおるんよ。

「無理せんでええよ」
「今日、話す気分ちゃうやろ? それでもええ」

そんなふうに、ちゃんと“見てくれてる人”がいるだけで、
その子の表情が少しだけ柔らかくなる。

「オレ、ちゃんと見られてる」
「一人ちゃうねん」って思えた瞬間、心はもう一回前を向けるんや。

  1. 君も、誰かの「支える側」になれるんやで

そしてな──
今まで支えてもらったことのある君やからこそ、
これからは“誰かを支える側”にもなれるんやで。

・練習で落ち込んでる子に「ドンマイ」って声をかける
・試合でベンチの子に「いけるで!」って励ます
・ただ横におって、一緒に水飲むだけでもええ

誰かが沈んでるときに、
「そばにおるで」って言える存在になるって、
ほんまに“かっこええ”ことやと思う。

支えるって、むずかしいことちゃう。
ちっちゃな優しさの積み重ねが、人を救うんや。

  1. 続けるって、「自分のため」だけやない

努力って、基本は“自分のため”にするもんかもしれん。
「うまくなりたい」「試合に出たい」って気持ち、大事やしな。

でもな、それだけやないねん。

・「期待してくれてる人に応えたい」
・「チームのために、もっとがんばりたい」
・「親にカッコええとこ見せたい」

そんな“誰かとのつながり”の中で生まれる力も、
続ける力の大事な一部やと思うんや。

「ひとりで頑張る」から「誰かと一緒に進む」へ。
それが、人としての強さを育てていくんやと思う。

「続ける力」は、君の中にちゃんとある。
でもそれは、“ひとりきり”で作っていくもんやない。

しんどいときに背中を押してくれる仲間。
ちょっとした変化に気づいてくれる先生。
何も言わんでもそばにいてくれる友だち。

そんな存在に、君はきっともう出会ってる。

そしてこれからは、
君自身が“誰かにとってのその存在”になれる。

また次も、一緒に歩いていこな。
“ひとりじゃない”って感じられるこのグラウンドで。

ほな、またな。
タマノスケより。

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