
こんにちは、タマノスケやで。
ここまでこの連載を読んできてくれた君に、今日は「変化」について話してみたいと思う。
最初は「やらなあかん」「やっとかな怒られるし」って、ちょっと気が重かったかもしれへん。
せやけどな、続けてるうちに「やらへん方が落ち着かん」って思える日がくるんや。
気づいたら、それが“自分の当たり前”になってる。
今日は、そんな“じわじわくる変化”について、いっしょに考えてみよか。
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- 成長は、“じわじわ”やってくるもんや
「変わりたい」「もっとうまくなりたい」
そう思ってスタートするのは、めっちゃええことや。
でも、すぐに変化が見えるとは限らへん。
最初のうちは、手ごたえなんかないかもしれへんし、
「こんなん意味あるんかな…」って思う日もあるやろ。
でもな、ほんまの成長って、ある日突然くるもんちゃう。
気づかんうちに、ちょっとずつ、じわじわ積み重なっていくんや。
・素振りを毎日してたら、ある日ふっとスイングが自然になってる
・声出しが日課になって、気がついたらチームを盛り上げる存在になってる
・苦手やった守備で、安心してボールを待てるようになってる
そういう変化は、気合いとかテンションとかじゃなくて、習慣から生まれるもんや。
“続けた人だけ”が見られる景色って、確実にあるんやで。
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- 周りが気づいてくれる、その瞬間がめっちゃうれしい
自分では「全然変わってへん」と思ってることでも、
周りの人はちゃんと見てくれてるもんや。
「最近、雰囲気変わったな」
「なんか、落ち着いてプレーするようになったな」
「前より声が自然に出てるな」
そうやって声かけてもらえたとき、
「自分のがんばりって、ちゃんと形になってるんやな」って思えるんや。
それって、めっちゃ大きな自信になる。
続けてきたからこそ、もらえる言葉。
それがあるから、また頑張ろうって思えるんよな。
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- “努力”は、やがて“習慣”に変わる
最初はしんどいし、「今日はやめとこかな…」って思う日もあるやろ。
でも、それでもやり続けたことは、やがて“当たり前”になってくる。
・グラウンドに着いたら、まずトンボをかける
・時間になったら、声を出すのが普通になってる
・ストレッチしてから寝るのが日課になってる
こうやって、努力が“習慣”に変わったとき、君はすでに変わってる。
「今日はサボりたいな…」って気持ちよりも、
「やらんと落ち着かん」って感覚が勝ってるなら、それはもう“続ける力”そのものやで。
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- 続けた先に待ってるのは、“自信”や
タマノスケがいちばん伝えたいのは、ここや。
「できるようになったこと」よりも、
「続けてきたこと」こそが、本物の自信になる。
たとえばな、
・「正直サボりたかったけど、グラウンドに出た」
・「得意ちゃう練習にも手を抜かんと向き合った」
・「注意されても、すぐに切り替えて動いた」
こういう積み重ねが、“ほんまの強さ”を育てるんやと思う。
他人と比べてどうとかやない。
「昨日の自分」よりちょっとでも前に進んでることに、胸張ってええ。
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- 君はもう、“できる人”になりかけてる
もし今、
「自分はまだまだや」って思ってる君がおったら、
タマノスケはこう言いたい。
「もう、君は“できる人”になりかけてるで」って。
それは、完璧にできるようになったってことやない。
うまくいかん日もある。気持ちが乗らん日もある。
それでも「もう一回やってみよう」ってグラウンドに立つ、
その姿こそが、“できる人”の証なんや。
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「続けるって、かっこええやん」
そうやって一歩ずつ歩んできた君の背中は、
すでに“変わってる”し、“輝いてる”。
これからも、無理せんでええ。
でも、一歩ずつ、一日ずつ。
その積み重ねが、君の未来をつくっていくんやから。
またな。
タマノスケより。