こんにちは。ATコース教員の今井です。
本日は私の担当授業、救急対応論の授業風景をお届けしたいと思います!

最近はもっぱら実技をメインに行っているこの授業。
現場での対応力を高めるため、教科書を読む・授業を聞くだけでなく
実際体験してみよう!ということで、
ここ数回のテーマは”頭頚部外傷の恐れがある傷病者への対応”となっております。
■ 頭頚部外傷に対する対応とは?
スポーツ現場や事故現場では、頭や首に強い衝撃を受けた傷病者に遭遇することがあります。
ラグビーやアメリカンフットボールだけでなく、サッカーやバスケットボールなどの
コンタクトスポーツはもちろんのこと、バレーの練習でも強打が直接頭に当たって…というような
受傷シーンが存在します。どのスポーツも本校の実習先としてある競技です…
このような場合、不適切な動きが症状悪化につながる可能性があるため、慎重な対応が求められます。
学生たちは、以下の流れを実践形式で学びました。
・頚部の安定化(ネックロール・カラーの装着)
・傷病者の安全な体位変換
・チームでの連携によるリフト動作
・担架への移乗
■ 実践トレーニングの様子
* 頸椎固定カラーの装着*
まずは、傷病者の頚部を安定させるためにネックロールを装着します。
正確な位置に装着し、余計な動きを防ぐことが重要です。
現在、頸椎固定カラーの使用に関しては救急対応での使用は控えることも
提案されておりますが、国際競技団体や国際的な組織により対応が分かれているため
装着の練習だけは行っております!

傷病者の頭頚部が動かないように一人は固定、一人は装着…
頭を動かさないように後頭部の下を通すのが難しい!!
*リフト動作と担架への移乗*
その後、複数人で声を掛け合いながら、傷病者を慎重に持ち上げます。
頭部・体幹・下肢の位置をしっかり揃え、ブレのない動きで担架へ移乗します。
対応する人が何人いるかや、傷病者がどのような場所・状態で倒れているかで
体位変換の方法が変わります。さまざまな状況に合わせて練習を行いました!



…班の数の担架がないため、ストレッチマットで代用です💦
こちらもみんなで息を合わせて持ち上げる高さを揃えたり、みんなの動きに合わせて
頭部固定を担当する人が動かないといけなかったり…
”今の動き絶対悪化したわ!!”という辛口フィードバックが飛び交っておりました…
やはりいきなり本番!ではなく、練習って大事ですね…
■ チームワークがカギ
この授業で特に重要なのは、仲間との連携です。
頭部固定を担当する人がリーダーとなり、
・合図でタイミングを合わせる
・どのように動くかをわかりやすく指示する
こうしたポイントを意識することで、安全で確実な搬送が可能になります。学生たちも最初はぎこちなかった動きが、繰り返し練習することで徐々にスムーズになっていきました。
■ まとめ
今回の授業では、頭頚部外傷の対応という高度な内容に取り組みました。
安全性とチームワークの大切さを実感できる、非常に実践的な時間となりました◎
来週は松葉杖とスクープストレッチャーの使用体験を行ってもらおうと思っています。
Instagramで更新出来たらいいなと思っておりますので、是非チェックしてみてくださいね!







