皆さん、こんにちは。
アスレティックトレーナーコース教員の部谷(ひだに)です。
今、サクラの花の話題があふれていますね。
残念なことに、この外来種のクビアカツヤカミキリのせいで、あと5〜6年で、日本中の桜の木は枯れてしまうといわれています。
ソメイヨシノが日本から消滅です。
大阪府でもアラートが出ています。
大阪府/特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」に関するお知らせ (osaka.lg.jp)
春の花見も、後数年しかできないかもしれません。
なんとかならないものかと心から思います。
さて、今日は「履正社高校陸上部」でのアスレティックトレーナー実習の様子についてです。
1月からスタートした現場実習も、約3カ月が経ちました。
毎回の実習時に選手としっかりコミュニケーションを取り、状態を評価し、ゴールを決め、そこに向かって学校で習ってきた知識や技術を投入します。
もちろん、うまくいくこともあれば、いかないこともあります。
しかしすべてはTry&Eror、やってみてはじめてより良くする方法が見えてきます。
はじめは、選手を前にすると何をしてよいのかわからなくなってしまう学生達も、少しずつ対応ができるようになってきました。
一対一のトレーナー対応が出来てきたら、次のステップは全体指導です。
アスレティックトレーナーは現場へ出ると、時に1人で20~30人へトレーニングやセルフケアの指導を行わないとならない場面が必ずあります。
この場合、一対一のコミュニケーションとはまた別のスキルが必要となってきます。
多くの選手に一気に動いてもらうには何が必要なのでしょう?
場所や人の配置、説明方法、声の大きさ、進行順序etc…
これらポイントを整理し、学生達はそれを踏まえて自分たちでメニュー立案し練習します。
全てはチームや選手がより良いコンディションになるためです。
本番まで練ってTryです!
本気でやれば成功しても失敗してもきっと価値のある経験となるでしょう。