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risei+trip取材こぼれ話【LFT編】

こんにちは、履正社国際医療スポーツ専門学校 広報部です。

学内広報誌「risei+trip」vol.14が完成しました。今の学校の様子がわかる記事が満載ですので、手に取ってみたい方はぜひ資料請求を。学内でも配布しています!

本日は制作裏話の第二弾として、「密着!あのコのスクールライフ」取材こぼれ話をお届けします。

今回、登場してくれたのはライフ・フィットネストレーナーコース2年生、パーソナルトレーナー専攻の藤邨陽也(ふじむら・たかや)さん。藤邨さんの1日を追って、ライフ・フィットネストレーナーコース(以下LFT)の授業にお邪魔してきました。

取材は2限目、高津諭先生の「ボディメイク理論」から。この日の授業は「筋肥大のためのプログラミング」。適切なトレーニングを処方するうえで、あらかじめ決定しておかなければならない要素(頻度、強度、量など)について。個人的にはトレーニングをしている間、結果が出づらくなる「階段の踊り場」のような期間があるとき、トレーナーさんがどう関わるのか(そしてここに力量が表れるそうです)を知り「なるほど~」でした。

(講義を聞きながら、「トレーナーさんって、こんなことまで考慮しながらトレーニングを組み立ててくれるんだなぁ」とこっそり感動していました。)

↑写真中央、手前にいるのが藤邨さんです。

↑講義中の高津先生(とってもかわいいイラストTシャツを着ていらっしゃるのにご注目)。

昼食後の授業は体育館アリーナで、辻本智子先生の「グループ指導実践」。トレーニングやエクササイズをグループ指導する際に留意すべきことを学びます。この日は「伝える」がテーマ。グループ指導と個人指導のメリット、デメリットを確認しながら「どうやったら伝わる?」を実践すべく、5人1組でゲームを行います。

↑辻本先生がグループ指導とパーソナル指導のメリット、デメリットを解説中。

授業を見学するつもりでいたのですが、突然あるグループの学生さんたちが笑顔で私の方に「お願いします~」と移動してきました。どうやら、人数が足りなかったようです。急遽、ヘルプとしてゲームに参加することに(ごく自然に参加を促されてしまい、学生のみなさんのコミュ力の高さを実感)。

↑私をグループにスカウト(⁉)してくださったみなさんです。

グループ内で1名、代表者が辻本先生に何やら図形が描かれた紙を渡されます。その図形を他メンバーに描いてもらうべく、代表者は言葉だけで説明します。ジェスチャーは等は禁止。

「紙の左下に正方形を描いてください」「正方形の右上の頂点に三角形を描いてください」と、他メンバーは代表者に言われたとおりに、視覚情報なしで図形を描くのですが……。

↑こんな感じで、代表者は描いてほしい図形を言葉だけで説明します。

三角形といっても正三角形、二等辺三角形などいろいろありますし、辺の長さもどれくらいなのか、細かな情報がないといまいちわからず。これは難しい!

↑みんなで答え合わせ中。私が参加したグループの代表さんは説明が上手で、みんないい感じに図を描けていました。

こちらはNASAやJAXAがコミュニケーションの訓練に使っている「図形伝達ワーク」というもの。施設内にいる運用管制官が、宇宙で作業を行っている宇宙飛行士に言葉だけで正確に指示するときなどに必要なスキルなのだそうです。

今度はノンバーバル(非言語)で指導を行います。言葉がけは一切なし。代表者は身体を使っていろんな動きを指示してくれます。やってみた他メンバーの動きがちゃんとできていた時の「OKです」といった反応まで、すべてジェスチャーで伝えます。体育館はしーんとしていますが、みんな動きが派手なので、視覚的にはとってもにぎやかな空間に。また、私のグループは指導者役が突然体育館内を走り出し、なけなしの体力を消耗しました (涙)。

↑明らかにカメラ目線の、ノリが良すぎる学生さんがいます。

密着取材の最後は照屋博康先生の「パーソナルトレーナーゼミ」。フォームローラーを用いたアプローチによるパフォーマンスの変化について、グループで研究発表をする準備をしていました。トレーニングを科学的に分析する「スポーツ科学」の分野ですね。

↑ホワイトボード前で説明中の照屋先生。照屋先生の前にあるオレンジ色の円柱状のものがフォームローラーです。

パフォーマンスと一口に言っても、筋力なのか、柔軟性なのか、持久力なのか。さらにどの部位に着目するのか(足なのか握力なのかetc)といった選定から始まり、測定方法、アプローチ方法、他トレーニングとの比較など、考えることが山盛り。

学生のみなさんはグループにわかれ、フォームローラーを使ってみたりスマホでトレーニング動画を観てみたり、実験の設計を考えます。ちなみに、取材していた藤邨さんのグループは「太もも裏の柔軟性を測り、ペアストレッチと比較する」とのことでした。

ほぼ半日、授業にお邪魔して実感したのは、LFTのみなさんはノリが良くて明るい、コミュニケーション能力が高い、身体を動かすことが大好き、そしてプロテインの所持率が高い! ということでした。

また、この日の取材の主役・藤邨さんはとっても誠実な人柄で、勉強熱心。「お客様の身体と心に変化をもたらせる、知識豊富なパーソナルトレーナーになりたいんです」と話してくれ、そうなるべく学生生活を過ごしていることがひしひしと伝わりました。

LFTのみなさん、本当にありがとうございました。唯一無二のトレーナーを目指して頑張ってください!

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