
卒業生はどんな活躍をしているの?
こんにちは。
履正社国際医療スポーツ専門学校・広報部です。
全4回のシリーズで、卒業生の活躍をご紹介しています。
先輩たちは、履正社専門での学びを現在どのように活かしているのでしょう。
第4回は、アスレティックトレーナーコースを2023年に卒業した上野優さんにお話を伺いました。
第1回:理学療法学科の卒業生はこちら
第2回:鍼灸学科の卒業生はこちら
第3回:外国語学科の卒業生はこちら
視野を広く持てるトレーナーを目指す
私は、プロバスケットボールチーム「鹿児島レブナイズ」のアシスタントトレーナーをしています。
練習の前後は、選手の体重管理や、疲労度と痛みの数値を選手から聞き取り、コーチに報告しています。また、ドリンク準備やモップ掛けといったフロア管理もします。

トレーナーとして大事にしているのは、視野を広く持ち、選手の様子を見逃さないことです。
複数の業務をこなしながらも、急なアクシデントに対応できるよう、選手への目線は切らない。
試合時も「そろそろドリンクや上着が欲しい頃かな」など、考えながら準備しています。

遠征試合ではマネージャーの仕事をサポートすることもあります。
今は少しでも多くのことを手伝えるようになることが目標です。
あきらめきれなかったトレーナーへの思い
私は、小学生の頃から長くバスケをしてきたのですが、ケガを相談できる人は周りにいませんでした。
そんな背景があり、競技に必要な身体作りの知識やケアを提供できる、アスレティックトレーナーの仕事に興味を持っていました。
しかし、そんな気持ちを抱きつつも、いったん地元の大学の工学部に進学したのです。
けれど、3年次にコロナ禍で大学に通えなくなってしまいました。
研究室を選んだり、就活を始める時期でしたが、自分自身を見つめ直すうちに、
「やっぱり、本当にやりたいのはトレーナーの仕事」
という思いが強くなりました。

「学費は自分で何とかするから」と親を説得し、履正社専門のアスレティックトレーナーコースへの入学を決めました。
履正社専門の恩師から学んだこと
スレティックトレーナーコースの指導担当の部谷祐紀先生には、トレーナーとして大切なことをたくさん教わりました。
まず、選手との距離感。
友達みたいなのも良くないし、かといって距離感があると信頼関係を築けない。
適切な関係性の作り方は今も参考にしています。

また、トレーナーは医師やコーチ、選手など、いろいろな人と接する仕事なので、
「レスポンスの早さや、的確に相手に伝わる言葉の選び方が大事だよ」とも。
その一環として、先生に何か報告する際は「足の曲げ伸ばし」ではなく、「屈曲」「伸展」といった医療用語を使うように指導されていました。
ちゃんと説明できるか、いつもプレッシャーでした(笑)。
一人ひとりに合った就職サポートをします
いかがでしたか?
履正社専門のキャリアセンターでは、学生一人ひとりの進路を強力にバックアップしています。
専門学校ならではの、就職に直結したネットワークや豊富な求人も強みです。

将来の職業についてしっかり考えたい人は、オープンキャンパスにご参加いただければ個別相談もできます。
ぜひお越しくださいね。
