入学してから約1か月が経過しました。
新一年生にとっては色々な意味で衝撃的な1か月だったかと思います。
授業の時間は90分となり、単純に考えても授業時間は高校時代の2倍ですから、
授業の内容も当然濃いものになります。また医学領域の聞きなれない専門用語・漢字も独特です。
皆、この時期どのように勉強をすすめていくべきか?方法にも迷い・戸惑いが出てくる頃です。
そこで、今年の理学1年・2年生は「勉強する」習慣をつくるための「寺子屋」を始めています。
基本的には「能動的」に「自ら」課題をみつけて学習をすすめる時間となります。
各自勉強する内容はバラバラです。解剖学を復習している子もいれば、
生理学をみている子もいます。もしわからない事があっても、
教室には教員がいますので、教員に尋ねることもできます。
また、友達も隣で勉強しています。お互いに同じ道を目指す者同士、
時間外ではアウトプットする機会もできるのではないか、
そんな関係性もできるのではないかと期待しています。
学校生活では、どうしても「教えてもらう」という経験が多くなりますが、
医療従事者は生涯学び続けることを求められる専門職です。
卒後は自分で課題をみつけて自己研鑽を重ねていく意識が必要となります。
寺子屋第1回目は終了いたしましたが、
皆思った以上に静かに真面目に取り組んでいました。
寺子屋は前期テスト前まで継続して実施していきます。今はまだ勉強習慣がない、
という学生でも、これをきっかけに「自ら学ぶ」習慣を身に着けてもらいたい!
とかなり期待しています。