Physiotherapy Department
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2019.08.05
頑張る学生の熱中症対策 パート3

 

(パート1)  http://www.riseisha.ac.jp/course/physical/blog/detail.php?id=13407

(パート2)  https://www.riseisha.ac.jp/course/physical/blog/detail.php?id=13966

 

今年も去年ほどではないですが、各地で熱中症被害が生じています。

これについては、パート1(上記アドレスにリンク)、パート2(上記アドレスにリンク)として基礎的な知識を掲載しているので、ご参照ください。

 

ここ数日、気温が急に高くなりだしたが、体は暑さに慣れていないこの時期は熱中症に注意が必要。総務省消防庁(7/30現在)は、7/22からの1週間に全国で熱中症での救急搬送者が5664名とされ、このうち11府県にて11名が死亡したと発表した。搬送者は前週の1948名から約3倍に急増し死亡者が生じ出していることから同庁は警戒を呼びかけている。搬送者の半数は65歳以上となり、都道府県別では愛知県が最も多く392名で、大阪府の388名と続いている。

熱中症は、高温多湿な環境に長くいると汗によって水分と塩分が失われ、体内のバランスが崩れることで発症する。高齢者は暑さへの感覚が鈍り、悪化に気付くのが遅れがち、体温調節機能が未発達な乳幼児にも注意が必要となる。  本学の学生のような若者も、寝不足や体調不良の時は発症しやすい。

頭痛や体のだるい感覚は危険サインと捉えて注意する。この時期、屋外での

スポーツ実施や観戦などの際は事前の体調チェックを徹底し、調子が悪そう

な場合は行動を控える対応も必要となる。  熱中症予防には、①栄養のある食事や十分な睡眠をとる。②帽子や日傘など

で直射日光を避ける。③こまめに水分と塩分を補給する。④冷房で室温を快適に保つなどの対策が重要となる。

 

最近は、就寝中に熱中症になり早朝に搬送されるケースも報告されています。

高層ビルやマンションが多く緑が少ない都市部では、ヒートアイランド現象にて夜間も建物の壁や地面から熱の放散が続き、熱帯夜になりやすい。就寝中に不快な蒸し暑さを感じた時は、熱中症の可能性があり要注意となる。この対策としては、冷房を積極的に利用し室温を快適に保てるように努める(体調管理程度の温度設定)ことも必要となります。

次いで注意が必要なのは、あまり汗をかかない体質と勘違いしている「無汗症」の可能性である。運動や入浴など汗をかきやすい環境でも発汗が無かったり、少なかったりする状態は、無汗症と呼ばれます。無汗症には、汗腺ができない形成不全や末梢神経の異常で汗をかけないといった先天的な病気と、特発性後天性全身性無汗症(AIGA)のような後天的な場合があります。AIGAはあらゆる年代で発症しますが、10~30代の若い男性に多く、激しい運動をしていた人が目立ちます。夏に外を歩いても汗がかけず気分が悪くなる、微熱が出る、動悸がするなどの症状で生活に支障があれば、病院での診察の必要が生じます。

 

参考:環境省「熱中症環境保健マニュアル2018」より

 

以上のことを理解して、この夏場も快適に就学を進めていきましょう。

 

総務庁消防庁「熱中症対策リーフレット」(下記アドレスにリンク)

https://www.fdma.go.jp/disaster/heatstroke/item/heatstroke003_leaflet.pdf

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