ブログ

2017.06.26
頑張る学生の熱中症対策

 

今は、梅雨ですが雨も少なく熱い日が続き体調不良を訴える人も多くなっています。

学生に於いては、勉強に集中したいが身体がだるくモチベーションダウンし低効率な就学となる時期となります。

本校では、履正社独自のカリキュラムであるダブル・ラーニング制度(複数の専門分野を同時に学ぶことができる)のメディカルアスリート専攻(競技種目の知識やスキルを習得しながら、PT:理学療法士を目指す。)や、PTとAT:アスレティックトレーナーを同時就学している学生達は、座学だけではなく、多くの運動を行う実習もあるので、更に熱中症対策が必要となります。

 

では実り多い学生生活を過ごすために、熱中症対策について少し学んでいきましょう。

情報は、環境省の熱中症予防情報サイトから引用しています。

スマホにて、閲覧できます。http://www.wbgt.env.go.jp/sp/heatillness.php

 

熱中症は、身体の水分と塩分のバランスが崩れ体温調整機能が正常に働かなくなることにより発症します。屋外や日中だけでなく、室内や夜間でも幅広い年代層で発生しており、例年、梅雨明けからお盆の期間に救急搬送数が急増します。気温が高い日や湿度の高い日には、決して無理な節電はせず、適度に扇風機やエアコンを使用しましょう。

 

人間の身体は、平常時は体温が上がっても汗や皮膚温度が上昇することで体温が外へ逃げる仕組みとなっており、体温調節が自然と行われます。

 

 

熱中症を引き起こす3つの要因

・要因その1   環  境

・要因その2   からだ

 

 

・要因その3   行  動

 

 

熱中症のサイン

・めまい・立ちくらみ・著明な身体のほてり感が生じる。

・原因の分からない筋肉痛や、筋の痙攣が生じる。

・身体がだるく力が入らない状態や、嘔気・嘔吐・頭痛が生じる。

・汗のかき方がおかしい(異常に汗が出る・異常に汗が出ない)

・体温が高くて皮ふを触るととても熱い、皮ふが赤く乾いている。

呼びかけに、おかしな返答をする。身体がガクガクとひきつけを起こしたり、まっすぐ歩けない。

呼びかけにも反応できず、自分で上手に水分補給ができない。

下線の症状は、重度の熱中症のサインなので早急な医療機関の受診が必要となります。

 

 

◎熱中症を予防するには?

 

・無理をせず徐々に身体を暑さに慣らしましょう。 ・室内でも温度を測りましょう。 ・体調の悪いときは特に注意しましょう。

※7月は熱中症予防強化月間です、より一層の注意が必要となります。

環境省のリーフレット(熱中症予防カード) http://www.wbgt.env.go.jp/pdf/pr_card_2014.pdf

 

適切な環境で勉強することで、学習効果を高め、ぜひ本校理学療法学科を受験してください。

 

 

 

 

合わせて読みたい
  • NOW AND HERE 履正社卒業生の今。
  • 理学療法学科のFacebookもチェック