CLOSE

BLOG

日常生活(ブログ)

理学療法学科

法律の変化にも対応する「理学療法」

平成26年(2014年)も半分が過ぎ、7月になろうとしています。
今年も49回目の理学療法の日が近づいてきました。
昭和41年(1966年)に我が国で初めて理学療法士国家試験が実施され、同年7月17日に合格者の内、110人で日本理学療法士協会(現、公益社団法人日本理学療法士協会)が設立されました。この日を記念して理学療法の日とし、同日を含む1週間を理学療法週間として理学療法の啓発活動を全国各地で実施しています。
この半世紀で、理学療法士の登録者数は12万人(協会会員は9万人)弱となり、社会から求められるかたちで活動は医療分野にとどまらず保健・福祉・教育・研究・スポーツ各分野等、多岐にわたり業務の拡大化が進んでいます。今後も理学療法は発展し、理学療法士が活躍することは間違いありません。

さて、6月18日「地域医療・介護推進法」が国会で可決成立しました。
現在、高齢者率が25%を超え今後も後期高齢者が増加する中で、今後の医療・介護制度が行き詰らないために見直された法律の改正です。
医療を病院中心から、住み慣れた地域で支える体制を目指そうとし、急性期病院の削減と回復期や在宅医療の充実を目指しています。
介護保険分野では所得に応じた費用の改正として、一部1割から2割に引き上げられ、サービスの面で訪問介護など、いくつかは市町村事業に移されていきます。
これらのことは理学療法の分野や業務にも変化が求められており、我々理学療法士の活動はこのような法律の改正にも柔軟に対応し、社会の要求にこたえるべくサービスを提供し貢献していこうとしています。

受験生の皆さんにはこの機会に是非「理学療法」の素晴らしさを知っていただきたいと思います。

履正社医療スポーツ専門学校ではこの7月も土・日曜日にはオープンキャンパスを実施します。「理学療法」を進路選択の一つに加えていただくために、日程確認の上、本校に是非一度お越しください。
記 小林

前の記事 記事一覧 次の記事
オープンキャンパス資料請求