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日常生活(ブログ)

理学療法学科

🧠患者さんに寄り添う理学療法士になるには?「同情」と「本物の共感」の違いを知る!

皆さん、こんにちは!理学療法学科です!🌸

理学療法士(PT)の仕事といえば、その人を動きを診たりトレーニングを指導したりする「技術職」のイメージが強いかもしれません。でも実は、それと同じくらい、いえ、それ以上に大切なのが「患者さんとのコミュニケーション」なんです。

リハビリ現場ではよく「患者さんの気持ちに寄り添って、信頼関係を築こう」と言われますが、ここに医療人としてのすごく深くて、めちゃくちゃ面白い壁があります。

それが、「共感」と「同情」の違いです。

⚡「良かれと思った言葉」が相手を傷つけることも…?

患者さんが「また歩けるようになって、旅行に行きたい!」と前向きな目標を話してくれたとき、私たちは「素敵ですね!ぜひ一緒に行けるよう頑張りましょう!」と、心から共感することができます。

しかし、もし患者さんが大ケガをして、 「痛くてたまらない……」 「前みたいにどうやって歩いていたか、感覚が分からなくなっちゃった……」 と、暗くネガティブな気持ちになっているときはどうでしょうか?

正直に言うと、健康な私たちには、その痛みの本当の苦しさや、歩き方が分からなくなる恐怖を100%同じように経験して理解することはできません

そんなときに、安易に「そうですよね、痛いですよね」や「その辛さ、分かりますよ」と言ってしまうと、患者さんからは「経験したこともないクセに、同情されてる…」と受け取られてしまい、逆効果(心の距離が開いてしまうこと)になってしまうことがあるんです。良かれと思った言葉選びって、本当に難しいですよね。

💡鍵は「自分のこれまでの経験」をどう言い換えるか

では、経験したことがない苦しみに、私たちはどう向き合えばいいのでしょうか? そこで活きてくるのが、皆さんがこれまでの人生(学生時代など)で経験してきたことです。

例えば、

  • 部活で大ケガをして、試合に出られず悔しくて大泣きしたこと
  • 受験や試験前、不安で一歩も前に進めないようなプレッシャーを感じたこと

骨折の痛みそのものは分からなくても、「先が見えなくて不安な気持ち」や「思い通りに体が動かないもどかしさ」なら、自分の経験に引き寄せて、言葉を紡ぐことができるはずです。

「骨折の本当の痛みは、私が代わってあげることはできません。でも、私も昔、部活のケガで先の見えない不安を経験したことがあります。だからこそ、〇〇さんが今どれだけ不安で、どれだけ焦っているか、その気持ちを一緒に背負って、一歩ずつ進んでいきたいんです」

今のは極端な言い回しかもしれません。しかしこのように、自分の経験を誠実な言葉に変えて伝えることで、患者さんは「あ、この先生は私をかわいそう(同情)に思っているんじゃない。私の心にちゃんと共感して、一緒に戦おうとしてくれているんだ!」と、深い信頼を寄せてくれるようになります。

🚀この「難しさ」こそが、医療の本当のやりがい!

相手を傷つけない言葉を選ぶにはどうすればいいか。どう表現すれば、本当の意味で心に寄り添えるのか。

正解がひとつではないからこそ、このコミュニケーションの壁を乗り越えて、患者さんと心が通じ合った瞬間の喜びは格別です。これこそが、臨床現場(実際の医療現場)での最大のやりがいであり、この仕事の楽しさでもあります!

履正社の理学療法学科では、教科書の知識だけでなく、こうした「患者さんの心に届く言葉選び」を意識したグループワークや現場実習でのロールプレイングもたくさん行っています。

技術だけでなく、心からも頼りにされる「本物のプロ」を、私たちと一緒に目指してみませんか?

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