こんにちは!
今回は、ちょっと特別な4年生の授業をご紹介します。
「理学療法士」を目指す学生と、他校の「看護師」を目指す学生が、タッグを組んで学ぶ合同授業です!
🦸♀️ 卒業直前!なぜ「看護学生」と一緒に学ぶの?
理学療法士って、ケガや病気から生じる動作を改善するスペシャリスト…というイメージですよね?もちろんそうですが、私たちの最終目標は、「患者さんが元気になって、その人らしく安全に生活できるようになること」です。
でも、私たち理学療法士一人だけでは、生活をすべて支えることはできません!
たとえば・・・
- 体温や体調の変化をチェックするのは看護師さん。
- お薬の管理は薬剤師さん。
- 退院後の生活の準備はソーシャルワーカーさんやケアマネージャーさん。
つまり、患者さんをサポートするには、**いろんなプロが協力する「チーム」**が必要なんです!これが「多職種連携(チーム医療)」と呼ばれるもの。
卒業後、すぐに臨床の現場で活躍できるよう、今のうちからこの「チーム力」を実践的に鍛えています。
💡 事例検討スタート!
今回の特別授業で学生たちが取り組んだテーマはこちらです↓↓
- 多職種連携の役割
- 「トイレ動作の安定性向上」に向けた各職種の具体的なアプローチ
- 目標を各グループで設定してアプローチを考える。
例えば、「トイレに一人で行きたい!」という患者さんがいるとします。
- 理学療法学生の視点: 筋力やバランスをチェックし、「どんな訓練で安全に立ち上がれるか」を考えます。
- 看護学生の視点: トイレに行くタイミングはどうか、排泄ケアや衛生面で何が必要か、「夜間に転ばないよう」に病室や自宅でどうサポートするかを考えます。
職種が違うと、患者さんを見る「目のつけどころ」が全然違うんです!
🗣️ 「動作」から「生活」へ!ディスカッションの熱気
この授業では、各学校でまずは理学療法学生のグループで検討をした後に、理学療法学生と看護学生がグループになってディスカッションを行いました。
理学療法士の学生はどうしても「動作改善」に集中しがちですが、**「そもそも、ご本人は退院して何をしたいと思っているんだろう?」「ご家族の介護の負担はどれくらい?」と幅広く議題を検討し、多職種で議論ができることで「動作」から「その人の生活全体」**へと一気に深まりました。
「こんなことまで検討するんだ!」と、学生たちも職種の視点の違いに驚きながら、協力して抜け目のない計画を立てる重要性を学んでいました。
✅ この授業で身につくこと!
- 広い視野: 自分の専門分野だけでなく、患者さんの全体像を見渡す力。
- コミュニケーション: 異なる専門家と目標を共有し、協力する力。
- 実践力: 臨床現場で即戦力となるためのチームワーク能力。
この授業で学んだ経験は、多職種(今回は看護師)のことを深く理解することができたと思います。来年4月から臨床で働く学生たちにとって、必ずや大きな力になるはずです!

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