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理学療法学科

連載:理学療法学科海外研修 in ベトナム  ー学生インタビュー編④ー

皆さんこんにちは!前回に引き続き、実際にベトナム研修に参加した学生さんたちへのインタビュー編となります!

同じ研修に参加していても、感じたことや印象に残った場面は人それぞれ。
だからこそ、いろんな学生さんの声を通して、研修の魅力をもっと深く知ってもらえたら嬉しいです!

第4回目は、このブログでも以前もインタビューさせて頂いた夜間部の久保さんです!久保さんご協力ありがとうございました✨

ちなみに前回の久保さんのインタビュー記事も載せておきますね♪

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①ベトナムへは初めて行きましたか?また海外経験はありますか?

ベトナムへは初めて行きました!

海外旅行は4回目で韓国(ソウルに1回、釜山に3回)に行ったことがあります。

②ベトナムへ行った感想を教えてください。

街はとにかく交通量が多く、特にバイクの多さにはびっくり仰天でした。気候は日本よりも暑いと想像していましたが、思ったより涼しく、とても過ごしやすかったです。

食事は香辛料を使ったものが多く、パクチーなど独特な風味の料理もありました。バインミーや空芯菜、揚げ春巻きはとても美味しかったのですが、タイ米は日本米と比べて香りが強く、少し苦手に感じました。フォーも自分の口には合わなかったです笑

ベトナムは、社会主義の国らしく街のあちこちに国旗が掲げられていて、人の雰囲気も家族的で温かい印象を受けました。

中でも印象的だったのは、朝5時からホテルのプールで泳ぐ人や、公園でバドミントンや体操をする人がいたことです。自分は「眠くて何もしたくないわ、ベトナム人すごいな」と思ったが、PTの視点から見ると、日常的に体を動かす習慣があり、とても健康的だなあと感じました。

③研修内容で一番勉強になったと思ったことはなんですか。

一番勉強になったこととは少し異なるかもしれませんが、研修を通して最も印象に残ったのは、日本と比べてベトナムの人々が「0から1を生み出す力」に非常に長けていると感じたことです。日本では医療が発展しており、一定の基盤が整った中で、その患者さんに適した治療法を選択・実施していくことが多いですが、ベトナムの地方病院では十分な設備がなく、提供できる医療にも限りがあります。そのような状況の中で、単に「何ができるか」を考えるだけでなく、身近にある物(ペットボトルのキャップや木材など)を活用して治療道具を自作し、実際のリハビリに応用していたことが印象に残っています。

また驚いたことは、病院間や医師から理学療法士への情報共有がほとんど行われていない点です。地方病院では手術ができないため都市部の病院で手術を受ける必要がありますが、その際に手術内容や治療経過が次の病院に引き継がれることはなく、患者さん自身が伝えた範囲でしか情報が分からない状況でした。さらに、日本では医師の指示のもとでリハビリテーションが進められるのに対し、ベトナムでは医師からの指示はなく、理学療法士自身の判断でリハビリテーションを展開していることも大きな違いとして印象に残りました。

④この研修で一番の思い出になったことはなんですか。

全部です!

海外の病院に実習で訪問し、実際の症例を目の前にしてケースカンファレンスをしたり、治療したりというのを学生のうちに経験できたことは今後仕事をする、人生を考える上で貴重な財産になると思います。

実際にJICAの派遣でベトナムで仕事をされてる方のお話を現地で直接聞いて、海外で働くのも悪くないな、面白そうだなと感じたし、視野がとても広がったと感じました。

自由時間ではベトナムの街を歩き回ったり、市場に行ったり、ぼったくられないように全力でねぎり交渉をしたけどやっぱりぼったくられたりしたのも全部良い思い出です!!

(※ちなみに初日に飛行機が4時間遅延したのもです笑)

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