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日常生活(ブログ)

理学療法学科

4年生【地域実習】 成果発表会

理学療法士になるには、複数の実習を経験しないといけません。

その中で、現在本校の4年生が実習中の「地域実習」で成果発表を行ったので、その様子をお伝えします。

まずは地域実習とはどういった実習なのか説明します。

【実習目標】

症例を通じて、地域包括ケアシステムにおける通所リハビリテーション又は訪問リハビリテーションの役割やリハビリテーションマネジメント等について学ぶ。

病院などでの入院生活をされている方が対象ではなく、在宅生活をされている方に対するリハビリテーションを提供する「通所リハビリテーション」「訪問リハビリテーション」での実習となります。

前述のように現在4年生が地域実習中ですが、実習施設の1つ「介護老人保健施設 アロンティアクラブ」で成果発表会が行われました。

発表内容は、対象者の「ケアプラン」についてです。

実習中に対象者の情報収集や評価を行い、ケアプランについて発表しました。

実際のケアプランはケアマネジャー(介護支援専門員)が立案されているので、ベースとなるケアプランから学生オリジナルの解釈や変更を加えて、対象者がより良い生活を送るために必要なサービスを検討しました。

発表に向けて対象者自身について知ることに加えて、介護保険を使ったサービスやインフォーマルサービスなど、これまで深く知る機会の少なかったサービスについて調べる良い機会となりました。

指導者の先生方の前で発表することに緊張もみられましたが、良かった点やより深く考えられる点など様々なアドバイスをいただき、準備も含めて学生の成長に繋がったと感じました。

理学療法士として基本的動作能力の回復を図るということは当然大事ですが、様々なサービスを知ることで、より良い生活を送るための選択肢を増やすことも大事だと再認識できました。

皆さんも視野を広げて今まで興味のなかったことを知ると新たな気付きがあるかもしれませんね。

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