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日常生活(ブログ)

理学療法学科

【高校生アスリート向け】

なぜ筋力を鍛えるのか?

~動きとカラダを科学する、理学療法士の視点から~

皆さんこんにちは!本日は、高校生アスリート向けのコンテンツとなります💪

筋力とは?

筋力とは、筋肉が力を発揮する能力のこと。
見た目の「筋肉量」だけでなく、「速く・正確に力を出す能力」が重要です。

筋力の正体は”神経と筋肉のチームプレー”

筋力は、筋肉だけでなく、脳や神経の働きによって引き出されています。

  • 運動単位の動員:どの筋線維をどれだけ使うか
  • 発火頻度:信号をどれだけ速く出すか
  • 協調性:複数の筋肉をうまく連携させる力

これらの神経系の機能も、筋トレで鍛えられます。むしろ筋力を鍛えるだけでなく、バランス訓練や反射神経も取り入れた練習をしないと総合的にはパフォーマンスは上げられません。

筋力がスポーツに与える影響

✔ 瞬発力・スピードが向上する
✔ ケガを予防できる(関節や姿勢を安定させる)
✔ パフォーマンスが安定する・疲れにくくなる
✔ 長期的には基礎代謝アップや体型維持にも効果あり

高校生だからこそ「伸びる時期」

高校生は、神経系・筋力ともに発達のピークを迎えるタイミング。
この時期に正しいトレーニングを行うことで、
「動きの質」=運動パフォーマンスの土台が作られます。

理学療法士からのメッセージ

理学療法士は、動きと身体の専門家です。
筋トレだけでなく、「なぜその動作になるのか」を科学的に見て、ケガ予防やパフォーマンス向上を支援します。

筋トレに“なぜ?”を持てたあなたは、すでに一歩前に進んでいます。
今の努力を、意味のあるトレーニングに変えていきましょう!

作成・監修:履正社国際医療スポーツ専門学校
理学療法学科 教員 相星 裕生

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