皆さんこんにちは。いよいよ来週は、国家試験本番!受験生は体調に気を付けてくださいね♪
国家試験前ラストの問題は解剖学です!
第37回午後問題5
回旋筋腱板を構成しないのはどれか。
1、棘上筋
2、棘下筋
3、大円筋
4、小円筋
5、肩甲下筋
解説
回旋筋腱板(ローテーターカフ)は、肩関節を安定させる重要な筋肉群です。肩の安定性を保ちつつ、腕の動きをスムーズにする役割を担っています。
【回旋筋腱板を構成する4つの筋】
覚え方として「SITS(シッツ)」という語呂合わせが有名です。
- Supraspinatus(棘上筋)
- Infraspinatus(棘下筋)
- Teres minor(小円筋)
- Subscapularis(肩甲下筋)
この4つの筋が肩関節を取り囲み、腕の回旋運動に深く関与します。
よく間違える筋肉としてTeres major(大円筋)がありますが、回旋筋は肩の内側にある「小さい」筋肉と覚えておけば間違えないでしょう。野球好きの方は、大円筋majorと小円筋minor(大リーグのメジャーとマイナーと同じ)と覚えておきましょう。ちょっとした豆知識も合わせておくと、思い出しやすいかもしれませんね。
解答:3
このブログは、現在リアルに授業を担当している教員が、国家試験解説を出来るだけわかりやすく説明しています。是非参考にしてみてください♪







