皆さんこんにちは。今年も後少しとなってきましたね。国家試験までの日にちも徐々に近づいてきました。そこで、新シリーズ”専門学校教員が解説する【理学療法 国家試験解説!】”を実施しようと思います♪
毎週1問ブログ投稿しますので、現学生はもちろん、本校入学を検討されている方も全ての理学療法士を目指す方の少しでもお力になれたらなと思います!では、スタートは苦手やなーと感じる方も多いのでは?解剖学からスタートです!!
第56回午前問題51 分野名:解剖学
大菱形骨に接するのはどれか。
1.月状骨
2.三角骨
3.舟状骨
4.有鈎骨
5.有頭骨
解説・コメント
手根骨の配列や近くの関節についてなど、国家試験でよく目にするこの手の問題です。教科書や参考書で実物に近い図で赤シートなど使用し理解することも大切な学習の一つですが、細かく量が多い項目には、簡略図で大きくとらえてから理解する方法はどうでしょうか(参考書にも載っていることあります!)。もし苦手だなーと思う人がいれば試してみてもよいかもです!
<手根骨の描き方>
①横長の長方形を2つ書きます。(上の方が少し短い)
②長方形2つの横に正方形を書きます。
③下の長方形に赤い線2本
④上の長方形に青色の線2本(赤い線と重ならないように)
⑤左下に丸を書きます(豆状骨:まめ骨です) 以上!!
解答:3
(おまけ)
①橈骨・尺骨・関節円板を記載しておけば、関節の構造や形状、構成骨についてなどもあわせて理解できるかも。
+αの知識:橈骨手根関節=楕円関節、橈骨手根関節の構成骨、関節円板を有する関節
②色分けしておくと、手根骨の近位列・遠位列(配列)も分かりやすいかも。

是非、皆さんも参考にしてみてくださいね♪
では、次回をお楽しみに!







