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日常生活(ブログ)

理学療法学科

実技練習

皆さんこんにちは。

以前のブログにも記載されていますが、1年生は後期より、「理学療法評価学」という科目を学び始めています。

 理学療法における「評価」とは、動作(寝返り、起き上がり、立ち上がり、歩行など)遂行能力に影響を及ぼしている身体機能(柔軟性、筋力、持久力、協調性、バランス能力など)の現状を把握するために行うものです。

 そのために検査・測定を行い、問題の有無や程度をできるだけ客観的(数値)に表出します。

 身体機能も色々あるため、様々な検査・測定の方法があります。その中に「関節可動域測定」があります。ある関節をある運動方向に動かすことのできる範囲(関節可動域)を測定するもので、決まっている場所(軸:体や腕や足など)に角度計をあてて角度を測定します。関節の柔軟性をみるものになります。

動かす範囲が正常より小さくなると、動作にも影響を及ぼします。ある動作が行いにくくなるか、ひどければ動作が行えないこともあります。

検査・測定は実技になるので技術です。授業の中で実施方法を学んでも、授業には時間に限りがあり、すぐに上手くできません。授業時間外を利用して実技練習を繰り返し、技術の向上を図っています。

そのため、実技については、特に授業時間外の復習が大事になってきます。

学生も時間を作り、部屋や器具を借りて、友達とスケジュールを合わせて頑張っています。

※写真は、角度計と股関節の屈曲(前方に曲げる)を測る練習をしている風景です♪

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