理学療法士の養成校には、カリキュラムの中に実習があります。実習は、実際の病院やクリニックや施設に行って、現場で学んでくるものです。
1年生は、学校に入って初めての実習がありました。9月2日~6日の期間の中でどこか1日行くようになっていました。1年次実習は1日のみで見学がメインではありますが、実際の現場に行くのが初めての人も多数いて、緊張したと思います。
目標として、「見学等を通して、理学療法士の仕事の内容と、対象者(患者・利用者)の全体像を知る」というものです。その中で、対象者とコミュニケーションをとることがあり、その点でも緊張をしたと思います。
実習後のホームルームにて、一人一人前に出て、学んできたことや感想をスピーチしてもらいました。今までの勉強の期間が、前期が終わったばかりで短く、わからないことがたくさんあったと思いますが、実際の現場で感じたこととして、自分の知識不足を再認識し、もっと勉強を頑張らなければならないと言っていた学生が多かったです。また、対象者とのコミュニケーションに関しては、上手くできず課題に挙げていた人も多くいました。
今回の実習で自分の課題を見つけて、それを自身の勉強へのモチベーションや、課題を改善していくための良い刺激となったのではないかと思います。