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日常生活(ブログ)

理学療法学科

【vol.1】第二回「プロフェッショナルミーティング」が行われました

こんにちは、履正社国際医療スポーツ専門学校 広報部です。

理学療法学科の「プロフェッショナルミーティング」、二回目の講演が5月27日に行われました。

プロフェッショナルミーティングとは

今回、登壇いただいたのは宇野将史さん。高校時代は京都の強豪・京都成章高校ラグビー部で活躍し、全国3位入賞という輝かしい戦績を残します。大学は推薦で中央大学へ。2011年には関東大学ラグビーリーグ戦のベスト15(フィフティーン)にも選ばれ、順風満帆と思われた矢先。公式戦の最中に頚椎を損傷する事故にみまわれます。

「あなたはもう、一生自分の足で歩くことはできません」。そう医師に告げられ、「俺の人生終わった」と失意の底につき落とされてしまいます。ですがその後、さまざまな人々との出会いを機に、「絶対に歩く!」と決意。スライドで写真や動画を見せてくださいながら、懸命にリハビリに励んだ当時の心と身体の状態や変化をありありと語ってくださいました。

「脊髄損傷にどんなイメージを持っていますか?」「みなさんは、なぜ理学療法士になりたいと思いましたか?」。

お話の合間に、質問を投げかける宇野さん。マイクを向けられ、少し緊張気味に答える1年生たち。でも、宇野さんの終始明るい、やさしい雰囲気に包まれて、会場は少しずつ和やかなムードに変わっていきます。

「自分の足で歩く」という目標を達成したのち、今度は「社会人として1人前になる」と、新たな目標を掲げた宇野さん。けれど、日常動作だけで疲れ切ってしまう、筆圧が出ないため上手く字が書けない……。社会人になってからも、さまざまな困難がつきまといます。それでも決してあきらめず、理学療法士(PT)や作業療法士(OT)といった専門家に相談しながら、「できない」を「できる」に変えていきました。

「今の自分があるのは、あの時のPTさんのおかげ」、そう宇野さんは言います。

PTを目指す1年生に、宇野さんの言葉と人生はどう映り、心に残ったのでしょうか。講演後、学生は宇野さんに御礼のメールを送ることになります。

次回は、講演の数日後に行った宇野さんへインタビューをお届けします。

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