8月27日(土)・28日(日)において、本校主催の臨床実習指導者講習会が行われました。
まず、臨床実習とは、学外の病院や施設などで、実際の現場で理学療法を学ぶものです。
また、指導者講習会とは、実習生が病院や施設で臨床実習にてお世話になる際、
実習指導者(実習で実習生を指導する先生)が経験年数5年以上で、尚且つ、
この講習会を受講しておかなければならないことになっています。
わかりやすく言うと、指導する先生は理学療法士の臨床経験がある一定以上必要なことと、
講習会で指導方法・ポイント・注意点などを受講していなければならないということです。
このシステムは、令和2年度入学生からの対象として、
理学療法士養成校の指定規則の変更に伴うものです。
本校の教員も含め約50名で実施され、講義と演習で構成されていました。
特に演習では、色々な実習生の場面を想定して、指導内容や方法の工夫、
注意点などを話し合い、それぞれの先生方の意見を集約し、発表を行うという形で行い、
大変有意義なものでした。
少し難しい話となりましたが、システムの変更によって、
より良い指導と環境で実習が遂行されるようになってきています。