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【vol.1】有名ジムから独立! パーソナルトレーナー・宮川凌雅さんインタビュー

こんにちは、広報部Mです。本日より3日間、ライフ・フィットネストレーナーコース(以下、LFTコース)のブログにお邪魔し、卒業生インタビューをお届けします。

今回、お話を伺った宮川凌雅さんは、パーソナルトレーナーを目指しLFTコースに入学。業界大手ゴールドジムでトレーナーデビューを果たし、若手エースとして活躍しました。昨年4月、自身のジムを立ち上げ、トレーナー、経営者として邁進する日々を過ごしています。

全3回にわたるインタビュー、初回は宮川さんがトレーナーを目指した理由について。学生時代の思い出もお話しいただきました。

profile●宮川凌雅(みやがわ・りょうが)2000年生まれ、愛媛県立野村高校出身。小学4年生から野球を始める。本校ライフ・フィットネストレーナーコース(パーソナルトレーナー専攻)で学び、NSCA認定パーソナルトレーナー(NSCA-CPT)をはじめとする、様々なフィットネス関連資格を取得する。在学中からゴールドジムでの実習を経験。2021年にTHINKフィットネス(ゴールドジム)に入社し、十三大阪店、神戸元町店、大阪中之島店などで研鑽を積む。23年に同社を退職、フリーランスに。24年4月、大阪・豊津と服部天神に、腰痛とお腹痩せに特化した「パーソナルジム NR-ACHIEVE」をオープンし、現在に至る

適切なトレーニングで、腰痛が緩和。

――トレーナーを目指した理由を教えてください。
「野球少年だったのですが、中学2年の頃から腰痛に悩まされるようになってしまいました。高校に進学して1年生の時に、練習中、左足がしびれて走れなくなってしまったんです。それで、通っていた治療院の先生が、必要なトレーニングを教えてくださいました。家で行うセルフケアで、3カ月目ぐらいから症状がどんどん緩和していきました。適切なトレーニングを処方してもらったことで、身体が変わり、とても驚きました。痛みがなくなった高校2年の頃に、『自分の身体のことは、自分で勉強した方が良いのでは?』と考えるようになり、解剖学と生理学の勉強を始めました。これが、トレーナーを目指すきっかけになりました」

――高校生の時から、解剖学と生理学の勉強を独学で?
「はい。勉強すればするほど、自分に必要な動きや筋肉が明確になる。学んだ知識を基に自分で考えたトレーニングをしてみたら、野球のパフォーマンスが変わるんです。そのうち、『自分もトレーナーになって、(身体への)コンプレックスや痛みに悩んでいる人に寄り添いたい』という気持ちが芽生えました」

――履正社専門への進学を決めたのはなぜですか。
「トレーナーになると決めた時、『ゴールドジムに入社してトレーナーになりたい』という夢を同時に描いていました。何しろゴールドジムは、トレーニング好きなら誰でも憧れる筋トレの聖地ですから。ライフ・フィットネストレーナーコースに進学した高校の先輩がいたので話を聞き、オープンキャンパスにも参加しました。ゴールドジムとの提携があることも確認し、『ここなら絶対に、思い描いたトレーナーになれる』と、入学しました」

――どんな学生時代でしたか。
「2年間、とにかく勉強しました。入学前から(解剖学などを)独学していましたが、あやふやな知識もあったのでその部分も徹底的に学びました。心理学や東洋医学など、関心がある分野の本もたくさん読みました。夕方から深夜まではアルバイト。日々の生活は勉強とアルバイトの2本立てで、睡眠時間を削りすぎて先生に心配をかけたこともあります(笑)」

――なぜ、そんなに頑張れたのでしょう。
「一番は、愛媛で家族が応援してくれていたことが大きいです。また将来、自分がなりたい姿が明確だったことも頑張れた要因だと思います。『2年間しかないんだから、全力でやろう!』と決めていました」

基礎があるから、応用が利く。

――「学んでおいて良かった」と思う授業はありますか。
「やっぱり解剖学や生理学といった基礎医学ですね。トレーナーに一番大切な知識ですから。他にも、身体の不調を緩和したり、調整する知識と技術を学ぶリコンディショニングという授業も役立っています」

――基礎医学の知識はどういった時に役立ちますか。
「お客様の身体は一人ひとり全然違います。解剖学通りに身体を動かすと言っても、教科書通りにならない人もいる。でも、基礎知識があるからこそ、応用が利くんです。『この方にはこの動きはできない。じゃあ、これをやってみよう』と、別案を組み立てられる。実際の現場ではそんな風に、お客様の状態に合わせてプログラムしていくことが大切になります」

――リコンディショニングの授業で学んだ知識は、どういかすのでしょうか。
「いつか独立開業を考えるなら、リコンディショニングの知識はとても重要です。一般的に、ジムでトレーニングと言うと『ムキムキ、筋肉をつける』ことをイメージする方が多いと思います。でも実際のところ、パーソナルジムに通う方で『筋肉をつけたい、身体を大きくしたい』という方は少数派。『長年の身体の不調やコンプレックスを何とかしたい』方のほうが多いです。ですので、リコンディショニングの知識と技術は需要がありますし、差別化をするために使える武器になります。『何かに特化』していることが、パーソナルジムには必要です。便利屋さんになってしまうと、お客様は来ません。さらに言うと、『身体を大きくする、筋肉をつける』ことをコンセプトにするジムは有名どころ含め飽和しているため、正直、一般の方が選びづらい世の中になっています。コンテスト等での大会成績と人脈、認知度がない限り、個人での集客は期待できないかと思います」

次回のインタビューは「現場実習で学んだこと」。

憧れのジムでトレーナーデビューした宮川さん。どんな学びが待っていたのでしょうか。次回もぜひ、ご一読ください。

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