実習担当教員 桃井です。
いよいよ今週から臨床現場実習が始まりました。
履正社では、日々の体温チェックと実習直前の抗原検査を実施した後、実習を開始するようにしております。
やっぱりこういったご時世ですので、普段の生活から何かと制約されている在校生。現場実習に関しても、なかなか実施できていないところも多いと聞きます。
そんな状況にもかかわらず、後進の指導に熱い先生方は、実習生を受け入れてくださり、かつ熱い指導をして頂いておりますので、ご紹介したいと思います。
今回ご紹介させていただくのは、かもがわ整骨院での実習です。
院長の奥田先生は、何度もこのブログでも登場して頂いておりますが、野球に関しては、筆舌を尽くしがたいくらい野球に関してプロフェッショナルな知識の持ち主で、野球選手の患者さんが非常に多い整骨院です。(実習の状況把握に伺ったこの日も丸坊主の野球少年たちが来院していました。)
今回、実習でお世話になっているのは、午前部1年藤原綾美さんと午後部1年大垣雄飛君。藤原さんは社会人からの入学で入学前までは、パーソナルトレーナーとして活躍。大垣君は大阪桐蔭高校野球部出身で、本校野球コースにも所属する(メディカルアスリート専攻)野球人。そんな二人が今回の実習生です。
どんな実習をしているのか、百聞は一見に如かず。ご覧ください。
奥田先生撮影
実際の患者さんのストレッチを経験させて頂いていました。(患者さん承諾済)
実は、この2人の実習生、院が始まる前、少し早めに来て、2人でいろいろと練習をしているようです。
その光景を少し見せてくれました。
大垣君は、なんせ硬い...その硬さを何とかするのが藤原さん。そんな課題を院長から頂いたとのこと...その練習の延長で、今回、患者さんのストレッチを少し経験させて頂くことに繋がりました。
(ちなみにこの写真は、原テストをやているところ。投球障害に興味がある人は、是非、原テストを調べてみて!)
実際、こうやって経験していくことで、色々と勉強していくことの大切さがよくわかったそうです。
肩回りの筋肉や靱帯について、勉強しなおした(by大垣)。
実習前にちゃんと見とき!って課題が出されていたのをやってこなかったからやろ!(by藤原のつっこみ)
なかなか良いコンビのようです。
普段なかなか患者さんと接することが少ない状況で、貴重な経験ができているようです。
きっちり実習簿に記録し、今後の勉強に役立ててほしいです。
奥田先生、色々と経験させて頂き、ありがとうございます。
引き続き、ご指導の程、よろしくお願いいたします。
大阪府の専門学校
履正社国際医療スポーツ専門学校(2022年4月より校名が変わります)
柔道整復学科