こんにちは、TTです。春でも夏でもない“四季+ワンシーズン=梅雨”となりま
した。
「履正社柔整の梅雨」と言えば、最終学年対象の進路就職意識調査(アンケート)
です。この結果を元に、6月初旬から7月末まで『夏期医療介護施設一日見学』
の施設振分けを目的に、毎日2~3名で、それぞれ約20分の個人面談を行ってま
す。
最近の傾向は、柔整3つの領域(接骨医療・リハ医療・介護リハ)のうち、‘リハ
医療と‘介護リハ’への就職希望者が増えてきています。
推測される理由は、
①医療法人や社会福祉法人での就職を希望。
②スポーツ外傷とスポーツリハの内容で研修を希望。
③クリニック・介護施設は報酬が比較的高く、定時退社ができる。
④介護施設(機能訓練指導員として)からの求人が多い。
だと思います。
そこで今回は以下に、< >入りで、コメントと想いを入れました。
<俗世間の社会経験も必要>
将来、管理柔整師(接骨院の開業)を計画している人には、臨床研修の要素を重視
するように指導しますので、期間限定的な勤務を勧めていますが、当面、勤務柔
整師での活躍予定者には、むしろ、クリニックや介護事業施設の勤務を勧めてい
ます。
<医師の処置、リハの指示は重要経験>
特にクリニックでは、一日講習(全国共通年一回。H27は東京開催)で“運動器リ
ハビリテーションセラピスト資格”(いわゆる、みなしPT資格)が取得でき、臨
床現場では、PT(理学療法士)と連携し、パートナーとして、理学療法を実践す
る事ができるので、特に人気がでています。
<公資格の使命、将来の生計も考える>
ただ、柔道整復師には開業権、疾患を判断する権利(医師の診断権に相当)があ
ります。勤務柔整師も良いですが、しっかり臨床の技術、知能、患者対応を経験
し、いずれはその経験と技術を用い、自分の能力で患者さんを治してほしいと思います。
<夏が来る>
3年生諸君、梅雨開けたら、面談も開ける。
<今後の動き>
夏休みを利用した医療施設「1日見学」を体験し、秋には第2回面談、そして11
月には‘インターン・シップ実習’(12月実施)に向けての第3回面談へと続き、年明け
1月には、3年生全員が希望施設での“就職内定”が取れるように、TTの全開エ
ネルギーで、バックアップとフォローをしましょう。
<厳しい前提条件>
但し、口うるさくいってますが、成績の向上が無いと、学校推薦(紹介も)できま
せん。そりゃ、そうでしょう!釜谷校長の推薦を受けているのに、「国試に落っ
こちたら」、施設にも、釜谷校長にも、TTは弁解の余地ありますかあ?(苦い
経験あり)
<今一度自覚を>
3年生諸君、就職選択は重要です。
<最後にまとめ>
梅雨のスタートから雪降る季節まで、3年生の残り約半年間、TTと1対1で、
ゆっくり・じっくり・たっぷりと、この期に及んで濃厚濃密に関わっていきまし
ょう。









