どうも、ヤジオです。別れの季節です、今週は卒業式がピークで、明後日はRISEISHA卒業式です。
うっとりするような晴れ着や着物に身を包み、謙虚で厳かにセレモニーが進みます。
今年は担任ではありませんが、昨年は担任。わかれはつらいぞ、持ち上がり担任四回目、ベテラン&豪快T先生、教え子ご卒業おめでとうございます。バケツ一杯泣いてください。
いつも釜谷校長は証書授与の際、目頭が熱くなっているのをヤジオは知ってます。T先生も、乱れたれ、泣いたれ。もとい、では、今週のリリース、スタートです。
人は誰でも熱く胸打たれ、忘れることのできない言葉と出会うことがあります。ヤジオにも、心にしまった言葉がいくつからありますが、中から一つ紹介しましょう。
『理想は高く、姿勢は低く、大地に脚を踏んまえて、ゆっくりと、がっちりと、前へ前へと進もう』
これは、わが母校金閣寺に近いR大学の初代総長、末川博先生の言葉です。
私が在学していた頃は、末川先生はもちろん他界されておりましたが、なんと、ここからは秘話です。
実はヤジオの父、(チチヤジオ、以下チチオ)もR大学出身で、チチオが在学していた頃は学生運動が盛んな時期、民法がご専門で、例の京大滝川事件、大学の自治原則と思想弾圧が背景にある、大きな事件です。
末川先生はその中核人物でいろいろあり、京大からR大へこられました。いちど調べてミソ。
ここからはなんと、実話。チチオが一回生の時、時計台のある存心館(スミマセン、ローカルなワードで、ただこ出身者なら、意味がわかります。法学部棟、大学のシンボルです)のトイレで用を足していると、となりの便器にな、な、な、んと末川先生がこられ、当時から末川先生は総長兼法学部教授、知らない人は誰一人いない、三歩下がって影踏むな、の存在。
チチオに、君の所属は、ときかれ
『わ、わ、わたくしは、け、け、経済学部、一回のチチオといいます。そうか、チチオ君か』
『人間はだな、理想や夢を持たないとダメだ、志は高く、常に謙虚に、ゆっくり、しっかり地に脚をつけ、後ろをみるな、君には、大切な、すばらしい未来がある、前へ前へと進め、じゃあな』
といわれて、去られたそうだ。チチオは、先生がこられた瞬間から、おしっこは止まるわ、感動して鼻水は垂れるわ、ブツを便器に出したまま、数分間放心状態であったそうな。
滝川事件でご自分のお考えと思想を貫き、そのご経験をなんと、チチオに話してくれた、チチオのトイレでの経験があるから、今のヤジオがいる。
卒業式が近いから、今回は大サービス
またまた、秘話、ヤジオの命名を明かしたろ、名前は雅博でおます、博は、末川先生からいただいたそうだ。
『理想は高く、姿勢は低く、大地に脚を踏んまえて、ゆっくりと、がっちりと、前へ前へと進もう』
後に、ヤジオ4回生の時、末川記念館が設立され、お言葉は今もR大学に飾られている。
感動した学生いたら、君の心に残る言葉に追加してちょ、じゃあな、バイバイ。