こんにちは、教員の青木です。
以前、別の競技でトレーナーとして関わっていた選手が、アジア競技大会の自転車トラック競技「ケイリン」に出場するということで、応援のため伊豆ベロドロームへ行ってきました。
今回、私自身これまで間近で自転車トラック競技を観る機会がなかったので、とても楽しみにしていました。
伊豆ベロドロームは、東京2020オリンピックの舞台にもなった、国内最高峰の自転車トラック競技施設です。
最大傾斜45度のバンクと美しい木製トラックが特徴で、以前、選手から「スピードと迫力を間近で体感できますよ」と聞いていたのですが、実際に足を運んでみると、その言葉の意味がよく分かりました。

まず驚いたのが、観客席とトラックとの距離の近さです。
選手が目の前を駆け抜けていくスピード感はもちろん、走行音や風まで感じられるほどの近さ。
動画などで観るのとはまったく違い、「こんなスピードで走っているのか!」と、選手の身体能力や競技の迫力を肌で感じることができました。
特にバンクを高速で駆け抜けていく選手たちの姿は圧巻で、トラック競技ならではの魅力を存分に味わうことができました。
今回、競技そのものだけでなく、トレーナーとしても非常に興味深い発見がありました。
トラックの中央部分では、競技前の各国の選手たちがウォーミングアップを行っています。
各国の選手がどのように身体を動かし、どのような準備をして競技に臨んでいるのか。
普段、自分が関わっている競技とは違う環境だからこそ、新鮮な視点で見ることができました。
また、救護(メディカル)スタッフの動きも間近で見ることができ、どの位置からどのように連携し、選手の安全を守っているのかという点でも勉強になりました。
選手だけではなく、トレーナーやメディカルスタッフ、運営スタッフなど、多くの人が関わることで一つの大会が成り立っていることも実感できます。

トレーナーとして仕事をしていると、どうしても普段関わっている競技に目が向きがちです。
しかし、今回のように普段とは違う競技の現場に足を運んでみると、新しい発見がたくさんあります。
競技特性が違えば、選手の身体の使い方やコンディショニング、ウォーミングアップ、ケガへの対応などにも違った考え方があります。そうした違いを実際の現場で見たり関わったりすることは、自分自身の引き出しを増やすことにもつながると思います。
学生の皆さんも、もし機会があれば一つの競技だけにとどまらず、ぜひいろいろなスポーツの試合や大会に足を運んでみてくださいね。「観る」という経験の中にも、教科書や授業だけでは得られない学びがたくさんあります。
今回、久しぶりに以前関わっていた選手の競技を応援できたことも含め、とても充実した一日になりました。
私自身、これからもさまざまな競技の現場に足を運び、選手やスタッフの姿からたくさんのことを学んでいきたいと改めて思いました。
🎃【ケイリン】🎃






