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柔道整復学科

筋肉はしゃべってる⁉ 筋肉から届く「全身へのメッセージ」【解剖生理おもしろ雑学帳Vol.18】

こんにちは、教員の青木です。
突然やけど、学生のみなさんに質問です!
「筋肉の仕事って、一体な〜んだ?」

「そりゃ体を動かすことでしょ!」

うん、大正解!……と言いたいとこやねんけど、実は筋肉にはもう一つ、めちゃくちゃ大事な隠された仕事があるんやで。

それは……「全身にメッセージを送ること」!

「えーっ!筋肉がメッセージを送る!?しゃべってるってこと!?」って思った人もおるやろ?

実はな、筋肉ってキュッと縮むときに、いろんな物質をドバッと出しまくってるねん。
その中でも今、医学界でめちゃくちゃ注目されてるのが「マイオカイン」!

マイオ(Myo) = 筋肉
カイン(Kine) = サイトカインなどの生理活性物質を表す言葉

簡単に言うたら、「筋肉から届くお手紙」みたいなもんやね。

何がそんなにすごいの?

運動して筋肉が動くと、マイオカインが分泌されて血液に乗り、全身の臓器へ旅立ちます。
ほんで、体のあちこちでごっつい働きをしてくれるねん!
今まさに研究されてるだけでも、こんなにたくさんのことに関係してるのが分かってきてます。

脳・認知機能(記憶力とか気分に関係してる!?)
脂肪・エネルギー代謝(脂肪組織やエネルギー代謝に関係)
血糖調節(血糖値や糖代謝に関係)
骨の健康(骨を強くするシグナルに!)
免疫・炎症(体のボヤ騒ぎ=炎症を抑える!)
筋肉自身の成長(自分自身もパワーアップ!)

つまり、筋肉は単に体を動かすパーツっていうだけじゃなくて、運動することで全身の健康や脳にまでいい影響を与える「内分泌器官」としての顔も持っとるわけやねん。

「教科書に載ってへんから関係ない」……は勿体なさすぎる!

実はこの「マイオカイン」、まだ柔道整復師の教科書には載ってへんねん。

「じゃあテストに出えへんし覚えんでええわ〜」……と思ったそこの君、ちょっと待った!

教科書に載ってへんのは、重要ちゃうからやないで。
「今まさに研究が猛スピードで進んでる最新医学」やから、まだ載りきってへんだけなんよ!

運動することで「どんな物質が」「どれくらい出て」「体にどう効くんか」。
世界中で毎日新しい発見が生まれてます。

だからこそ、「筋肉ってこんなに面白いんや!」って興味を持ってほしいねん。

ほんじゃ、どうしたらマイオカインは増えるん?

答えはめちゃくちゃシンプル!
「筋肉をしっかり育てて、しっかり動かすこと」!


筋肉がキュッと収縮すると、さまざまなマイオカインが分泌され、全身に影響を与えます。

筋肉は、ただ体を動かすだけの「パーツ」ちゃうで。
動くことで、全身に語りかけてる「情報発信基地」なんや。

解剖学で「筋肉の名前」を覚え、生理学で「筋肉の働き」を覚える。
でも、その先には「筋肉が全身に何をしているのか」という、もっと面白い世界があります。

いつもの解剖学・生理学の勉強にプラスして、ぜひこの「筋肉のメッセージ」も頭の片隅に置いてみてな!

【おまけ】
今回はリスタの筋トレ動画を作ってみた。またまた突っ込みどころあり(笑)
https://www.youtube.com/watch?v=TFJzlRpt6X0

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