こんにちは、教員Aです。
履正社は大阪府にある学校ですが、通われる学生さんは大阪出身者でない人が結構多い。
これまでの卒業生も、和歌山県や兵庫県、滋賀県、奈良県、京都府など近畿圏だけでなく、北は北海道から南は沖縄県まで全国各地から履正社に来られています。
最近だんだんと使われなくなってきたものも多い「大阪ことば」第7弾!
第6弾「ま」行編です!
これであなたも大阪人!
さて、次の大阪ことばの意味は分かるでしょうか?
①まっかいけ
②マクド
③まるむし
④まん
⑤みてくれ
⑥めっさ
⑦めのしょうがつ
⑧めばちこ
⑨めんち
⑩もっさり

①まっかいけ
真っ赤の意。
②マクド
マクドナルドのこと。比較的新しい短縮形の一例。他地域の多くは「マック」で、違いがよく取り沙汰される。
③まるむし
ダンゴムシのこと。昨今、学校での標準語教育が行き届きすぎてしまい、大阪でもまるむしと呼ぶ子どもは激減しており、ここに挙げて復活を期待したい(笑)
④まん
運、めぐりあわせの意。「まんよう電車が来た」などと使う。仕事中にさぼろうと入った喫茶店で、ばったりと上司と顔を合わせた時には「まんが悪い」と言う。そういう時は「まん直し(運直し)に飲みに行こか」という使い方もできる。
⑤みてくれ
「人に見てくれ」と頼むのではなく、外見や見栄えの意。「見てくれが悪いさかい」などと使う。
⑥めっさ
比較的新しい語。「めっちゃ」とも言う。「めっちゃ嬉しい」などの言い回しは、全国的に広まったが、「めっさ」も捨てがたい。
⑦めのしょうがつ(目の正月)
目の保養、眼福の意。「結構な器を拝見して、ええ目の正月をさせてもらいました」などと使う。
⑧めばちこ
ものもらい(麦粒腫)の意。めいぼとも言う。
⑨めんち
不良の言葉で、いわば弁台のヤンキー語と言える。めんちを切る(がんを飛ばす)などと使う。
⑩もっさり
野暮ったいさま。ダサいと言うと身も蓋もないが、もっさりは当たりがソフトで、服装や振る舞い以外の事物に対しても使える。「もっさりした格好やなぁ」などと使う。もっちゃりも同意。
ぎょうさん使ってみてやぁ。ほなまた。







