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日常生活(ブログ)

柔道整復学科

感覚を研ぎ澄ませ

こんにちは。柔道整復学科1年担任の篠浦です。
梅雨が迫ってきていますね。湿気、湿気、湿気。
ムシムシして、一番苦手な季節です。
汗も蒸発しにくいので、スポーツされる方は体温調節お気をつけて。

さて、みなさん二点識別覚という言葉をご存知でしょうか。
二点識別覚とは、体の一部を2箇所同時に触られたとき、それが2つであると感じる感覚のことです。

「どういうこと?2ヵ所触れれたらそう感じるやろ。」

そんな声が聞こえてきそうです。
ぜひみなさん実際にやってみてください。
2点で皮膚に触れているのに、1点でしか触れられていないと感じることがあるはずです。

身体の部位によってその感覚は様々で、写真は指先の感覚をチェックしている様子です。
2人組になり、つまようじを2本用意します。
目を閉じた状態で手を出し、もう片方の人がつまようじを触れる幅を調節しながら当てます。
段々と幅を狭くしていくと、どこかで1点で触れれられているという感覚になるはずです。
ちなみに、人間の指先は感覚が敏感な部位であるため2mm程度の距離でも2点と認識できます。

神経障害などの検査で用いられるこの手法ですが、今回は触診のウォーミングアップとして実施。
自身の指がどのような感覚を持っているのか。どの指が敏感なのか。
そんなことを考えながらチャレンジしてくれていた1年生の様子でした。

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