こんにちは、教員Aです。
先日、地元の市が主催する「山を散策するイベント」に参加しました。
案内してくださったのは、その山の自然にとても詳しい方で、草花や野鳥についてわかりやすく教えてくれました。
正直に言えば、「近所の山だし、大して新しい発見もないだろう。何か新しい発見が一つでもあればいいなぁ。」と思っていました。
けれど、実際に歩いてみると、知らないことだらけ。驚きの連続でした。
なかでも衝撃だったのは、「雪餅草(ゆきもちそう)」というとても珍しい植物がその山に自生していたこと。
雪餅草は、限られた地域(三重県・奈良県・四国など)にしか生育していない世界的に珍しい絶滅危惧種だそうで、それを見たときは本当に感動しました。
「身近に、こんな貴重なものがあったなんて……!」

この体験を通して感じたのは、「興味を持って一歩踏み出すことの大切さ」です。
どんなに身近なものでも、意識して見ようとしなければ見えない。
そして、知ろうとしなければ、一生気づくことのないまま過ごしてしまいます。
今回、このイベントに参加してよかったと思っています。
新しい体験や未知との出会いは、視野を広げ、自分自身の感性や判断力を磨くきっかけになります。
「知ろうとする姿勢」が、「気づく力」や「感じる力」を育ててくれます。
それはきっと、将来あなたの大きな財産になるはずです。
柔道整復師の「治療」という視点で考えてみましょう。
たとえば、同じ「肩の痛み」であっても、多くの治療法を学ぶことで、自分の視野が広がります。
さらに、患者さんの声に耳を傾けたり、日常の中で身体の使い方を観察したりすることで、教科書にはないヒントを得られることもあります。
そうした積み重ねが、多角的なアプローチやより深い理解へとつながっていくのではないかと感じます。
忙しい毎日の中で、ほんの少し立ち止まって、身の回りを見渡してみてください。
意外な発見が、あなたの学びへのモチベーションや、成長へのヒントになるかもしれません。







