こんにちは、柔道整復学科教員Aです。

毎年この時期、私の地元(四條畷市)で高齢者向けの健康講座を開催しています。
本日のテーマは「貯筋講座」。筋肉づくりの大切さを伝える内容です。
実は、私がこの活動に関わるようになったのは、母の死がきっかけでした。母の病気が発覚したときには、すでに癌が進行しており、治療が難しい状態でした。
柔道整復師として「健康づくり」に携わる仕事をしていながら、母に何もしてあげられなかった──その後悔から、地元の方々の健康を支える活動に取り組むようになりました。
それから約10年、高齢福祉課の方々と協力し、健康寿命を延ばすためのさまざまな取り組みを行っています。
その活動では、地元の健康寿命延伸推進員の皆さんとともに、「ウォーキングイベントの企画」「ウォーキングマップの作成」「運動を始めるためのガイドブック制作」などを行っています。
本日も雨の中、多くの方が参加してくださいました。
皆さんで楽しく身体を動かし、笑顔で帰っていく姿を見ると、この活動の大切さを改めて実感します。「ありがとう」と声をかけていただけることが、何より嬉しい瞬間です。

「楽しく動いて元気になろう」をモットーに、今後もこの活動を続けていきたいと思います。
柔道整復師は、治療だけでなく、人々の健康づくりにも貢献できる仕事です。今日も、そのやりがいを感じる一日でした。







