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日常生活(ブログ)

柔道整復学科

プロレスと健康サポートの意外なつながり

みなさん、こんにちは。
柔整科教員Aです。

2月19日が「プロレスの日」だということをご存じですか?
実は私、学生時代はレスリング部に所属していました。
そして、後輩の中にはプロレスラーとして活躍している人が二人います。
一人は「プロレスリング・ノア」、もう一人は「大阪プロレス」に所属し、それぞれの舞台で今も活躍しています。

大阪プロレスとは?

大阪プロレスは、名前のとおり大阪を拠点とするプロレス団体ですが、他の団体と異なる特徴があります。それは「お笑い要素が強い」こと!

・流血や武器の使用はなし ・子ども向けのイベントでお菓子を配る ・コミカルな演出が多い ・しかし技はアクロバティックで本格的!

さらに、大阪プロレスはプロレスを通じた地域貢献にも力を入れており、高齢者施設への訪問活動も行っています。プロレスラーがコスチューム姿で訪れ、高齢者とコミュニケーションを楽しんだり、運動指導をしたりするのです。



高齢者施設にプロレスラー!?

「プロレスラーが高齢者施設に訪問する」なんて、一見驚くような取り組みですが、これが非常に素晴らしい効果を生んでいます。

・大きな身体と力強い声が、場を明るくし活気を与える ・親しみやすい雰囲気で、運動のモチベーションを高める ・転倒予防のための簡単なエクササイズを指導 ・楽しい対話や掛け合いが、気分転換や脳の活性化につながる ・懐かしい話題で盛り上がり、笑顔が増えて精神的な健康維持に貢献

高齢者にとって、非日常的な刺激を受けることはとても大切です。プロレスラーとの触れ合いは、元気をもらえる特別な時間になっているのです。



柔道整復師としてのヒント

柔道整復師を取得した先輩たちも、高齢者施設で働いている人がたくさんいます。
柔道整復師を目指す学生の皆さんも、そういう施設で働くかもしれません。
そのとき、単に施術をするだけでなく、「どうすれば楽しく運動を続けてもらえるか」「モチベーションを高める方法はないか」といった視点がとても重要になります。

プロレスラーが取り組む地域活動は、私たちにも良いヒントになります。

・楽しさを取り入れた運動指導 ・相手に合わせたコミュニケーションの工夫 ・身体を動かすことへのポジティブなアプローチ

これらの要素を取り入れながら、柔道整復師としての技術だけでなく、利用者の心を動かすケアができるようになりたいですね。

プロレスの日にちなんで、今日は「楽しみながら健康を支える」ことについて考えてみませんか?
そして、ぜひ「大阪プロレス」を観戦してみてください。感動しますよ!

写真:大阪プロレスHPより
大阪プロレス

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