こんにちは、柔道整復学科教員Aです。
さて、1月15日は「手洗いの日」とされています。ご存じでしたか?

なぜ、1月15日が「手洗いの日」なのか?
手の指が5本であることから、“い(1)い(1)手(5)” という語呂合わせに由来しています。
厚生労働省なども手洗いの重要性を啓発するため、さまざまなキャンペーンを行っています。この日をきっかけに、私たちも手洗いの意義や正しい方法について改めて学び直しましょう。
手には目に見えない多くの細菌やウイルスが付着しています。特にインフルエンザやノロウイルス、新型コロナウイルスなど、手を介して広がる感染症は非常に多いです。
柔道整復師は、患者さんの皮膚や筋肉に直接触れる機会が多い職業です。手洗いが不十分だと、自分だけでなく患者さんに感染症を広めてしまうリスクがあります。そのため、医療従事者として清潔を保つことが求められます。
正しい手洗いは感染症予防の基本ですが、意外とできていないことも多いものです。以下の手順を守って、効果的な手洗いを実践しましょう。
- 流水で手を濡らす
最初に手全体をぬるま湯または水で濡らします。 - 石けんをつけて泡立てる
十分な量の石けんを手に取り、泡立てます。 - 5つのポイントをしっかり洗う
- 指先と爪の間:爪の間に汚れが溜まりやすいので注意。
- 指の間:指を開いてしっかり洗いましょう。
- 手のひら:円を描くように丁寧に洗う。
- 手の甲:手の甲もしっかりと洗います。
- 親指:親指は忘れがちなので、念入りに洗いましょう。
- 流水で石けんを洗い流す
泡が残らないよう、手全体をよくすすぎます。 - 清潔なタオルまたはペーパータオルで拭く
最後は清潔なタオルやペーパータオルで水気を取ります。

柔道整復師として、手洗いの重要性を理解し、患者さんや自分自身を感染症から守る意識を高めていきましょう。「清潔な手で安心を届ける」、そんな柔道整復師を目指して頑張りましょう!







