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日常生活(ブログ)

柔道整復学科

自分の道を見つめなおそう:柔道整復師を目指す理由とその価値

こんにちは!柔道整復学科教員Aです。
今日は、柔道整復師を目指す皆さんに「なぜ柔道整復師になりたいと思ったのか?」というテーマで考えてもらいたいと思います。


先日、1年生クラスでアンケートを実施しました。

「なぜ、あなたは柔道整復師の資格を取ろうと思ったのですか?」と尋ねたところ、

1位 57.4%
  スポーツで怪我した際、柔道整復師の先生に治してもらった経験から、その仕事に憧れて。

2位 16.7%
  柔道整復師やトレーナーの仕事をみてカッコいいと思ったから。

3位 14.8%
  スポーツに関わりたい。誰かの助けになりたい。

4位  5.7%
  包帯やテーピング、手技など治療技術を極めたい。

という結果でした。
本当にどれも素晴らしい理由であり、この道を進むうえでとても重要な原点です。
では、それぞれの動機がどんな価値を持っているのか、一緒に考えてみましょう。


1. 治してもらった経験があったから(57.4%)

最も多かった理由が、「学生の頃、スポーツで怪我をしたとき、柔道整復師の先生に治してもらった経験から」というもの。痛みを和らげてもらった経験や、先生の励ましを受けた瞬間を覚えている方も多いのではないでしょうか?
この「治してもらった経験」こそが、力になります。
患者や選手の痛みがわかるからこそ、その気持ちに寄り添い、安心感を与える良い治療家になれると思います。覚えることが多く大変ですが、この経験を大切に、日々学び続けましょう。

2. かっこいいと思ったから(16.7%)

「柔道整復師やトレーナーの仕事がかっこいいと思ったから」という憧れも、非常に大切なモチベーションです。かっこいいと思う職業だからこそ、自分もその姿に近づきたいと努力できます。
ただ、かっこよさにはそれだけの責任や努力が必要です。理想の姿に少しずつでも近づくため、授業や実習で学んだことを日常生活でも活かし、積極的に実践していきましょう。皆さんの「かっこいい柔道整復師」を目指す姿勢が、将来患者さんにとっての「信頼できるプロフェッショナル」になると思います。

3. 誰かの助けになりたい(14.8%)

「スポーツに関わりたい」「誰かの助けになりたい」という気持ちも、柔道整復師には欠かせない要素です。人の役に立ちたい、誰かをサポートしたいと心から思う気持ちは、何よりも大きな原動力になります。
治療を受ける患者さんの中には、肉体的な痛みだけでなく、精神的な悩みや不安も抱えている方が多くいます。そんな時、あなたの存在が彼らの支えとなり、安心感を与えることができます。技術と共に思いやりの心も大切にしていきましょう。

4. 治療技術を極めたい(5.7%)

包帯やテーピング、手技など、治療技術を極めたいと考える方も少なくありません。技術を追求する姿勢は、柔道整復師にとってとても重要です。
治療技術の基礎を徹底的に学び、実習や練習を通して身につけることで、自分の自信にも繋がります。そして、技術があればあるほど患者さんの信頼を得られるようになるでしょう。「この手で患者さんを助けたい」という情熱を持って、今後も努力を続けていきましょうね。

皆さんの理由はそれぞれ違いますが、どれも柔道整復師になるための立派な動機です。

柔道整復師への道は決して楽ではありませんが、皆さんなら必ずやり遂げられると信じています。

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