こんにちは、教員Aです。
多くの人にとって、物事を続けることは難しい課題ですね。特に柔道整復師の国家試験に向けた勉強は、覚えることが膨大で、一夜漬けでは到底不可能です。日々コツコツと積み重ねることが大事です。
継続することの重要性は、多岐にわたります。学習やスキルの習得において、毎日の努力が大きな成果を生みますし、毎日の運動は体力だけでなく、心の健康にも良い影響を与えます。
では、勉強や運動など、新しい習慣を身につけるには、どれくらい続けると無理なく自然に続けられるようになるのでしょうか。
ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジのフィリッパ・レリー博士の2009年の研究によれば、新しい習慣を定着させるには平均して66日間の継続が必要とのことです。これは従来の「21日間の法則」とは異なり、より現実的で科学的な結果です。個人差はありますが、習慣化には最短で18日から最長で254日かかるという報告もあり、複雑な習慣ほど長期間が必要です。
継続は単なる意志の力だけでなく、科学的なプロセスです。日々の積み重ねが新しい習慣を無意識に行えるようにし、ストレスなく続けられるようになります。それが「66日の継続」の意味です。
「ほんまかなぁ~」と疑り深い私は、自分で試してみることにしました。3年前、朝のウォーキングを始めた際、66日間続けることを目標にしました。最初は何かと理由をつけて「今日はやめておこうかな」と挫折しそうになりましたが、50日を過ぎたあたりからやらないと気持ち悪くなり、現在も続けています。継続は一時の意志だけでなく、習慣化することで自然な行動となり、生活の一部として定着することを実感しました。
成功する継続の秘訣として、小さな目標を設定することが挙げられます。大きな目標に一気に取り組むよりも、小さなステップを積み重ねることで達成感を得やすくなります。さらに、日々の進捗を記録することも効果的です。自分の成長を目に見える形で確認できると、モチベーションが持続しやすくなります。
継続の力を信じて、まずは66日を目標に頑張りましょう!








